・対策
明徳も日大も守備からリズムを作る似たタイプのチームだ
日大の左打者の多さを考えれば先発は北本で間違いない
セオリーをからすれば左打者に右サイド投手は使いづらいと考える
ただ北本の投球内容次第で市川への継投は十分ある
北本はタイプ的には佐藤智と阿部を足して割った感じ
日大は酒南阿部に中央の左腕3人を滅多打ちにしてるわけで
決して苦手なタイプではない また北本は終盤球が上づって
コントロールを乱す傾向がある 元々9回3失点の投手
日大打線からしたら市川が出てくる前に北本を打ち崩しておきたい
市川は手足が長く長身でタイプ的にはまさに羽黒田中優そのまんま
田中も日大打線は春に打ち崩してるわけで割と得意なタイプ
ただ球速は同じでもキレとコントロールは田中より全然いいので
なかなか苦労しそうな感じはする 打つなら北本の方とみる
もちろん監督は馬淵なわけで一筋縄ではいかない
県大会の試合はチェックされているのは間違いないので
その上で確実に内角攻めされることは覚悟したい
そして4年前と同じく内角攻めの攻略なくして勝利はない
明徳打線は上記した234番が最大の得点機でそれ以外は
そこまでの警戒は必要ない 日大の投手に求められるのは3つ
1.球速は関係なくとにかく低めに制球すること
2.無駄な四死球を出さないこと
3.県で不調だった西浦の目を覚めさせないこと
これさえできれば十分4点以下に抑えられると考える
またこれらに加えて4.守備のミスをしないことができれば
3失点以下にはかなり高い確率で抑えられる よって勝負は5点とみる
日大の先発はあえて明言しないが個人的には11番が面白いかなと
馬淵さんは今日の新聞で日大の全5試合見たといってるが半分ウソ
準決勝まではハイライトしか見れてない そもそも山形県民が見れてない
11番の山南戦はもちろん春決勝の最高のピッチングは絶対に知らない
また4人全員の継投とかも面白い それだけの安定感は4人ともある

断言するが能力的に明徳と日大には大きな差はない 十分勝機はある
ただ明徳と日大の最大の差は甲子園経験
昨夏、今春の選抜で明徳の選手達はほぼ全員経験済み
一方日大は全員が初めて しかも最も緊張する初戦での対戦
よって日大は序盤3回をいかにスムーズに進められるかが大きなポイント
荒木さんも新聞で同じように明言してたがまさにその通り 良くわかってる
4回までいけば選手達もだいぶ落ち着いてプレーできるはず
逆に序盤バタバタして明徳につけ込まれるとちょっと厳しくなる
明徳馬淵は相手のミスが大好物 エサを与えたら飲み込まれる

10年前の明徳との対戦であれば絶望しかなかった
だが今勢いを失った四国とは東北の野球レベルの方が明らかに高い
四国野球の最大最強のボス明徳に勝利し連勝してそれを証明したい 
日大らしく攻守に粘り強く泥臭くできればそれは十分可能と考える
健闘を祈る!

長文失礼した