>>276


実際、そしてこれが私がひどく不快に感じ始めたところだったが、
そのような神の主張は「占領」だけでなく、パレスチナのユダヤ人のための独立国家というアイデア全体の根底にあった。
聖地に対する神の認可を取り去ったら、あなたはどこにいて、何者だったのか?
トルコ人やイギリス人のような単なる土地泥棒に過ぎない。ただし、この場合、あなたが欲しかったのは人々のいない土地だった。
そして、元々のシオニストのスローガンである「人々のいない土地を、土地のない人々のために」は、
ユダヤ人の保護下で不機嫌に暮らす人口密集したアラブの町々を見たときに、そのスローガン自体の否定を明らかにした。
皮肉がお望みですか?
他のヨーロッパ人がそのアイデアをあきらめたまさにその瞬間に、ユダヤ人が植民者になったというのはどうですか?

クリストファー・ヒッチェンズ