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お入りなさい゚・*:.。..眠れるまで *第14の夜

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0001ほんわか名無しさん
垢版 |
2018/05/28(月) 01:32:04.130
いつか眠れるよ。
それまでここにいていいから。

天蓋付きのふかふかベッドにともに雑魚寝している心地で
ゆるやかに馴れ合ったり離れたり・・・ 

【前スレ】お入りなさい゚・*:.。..眠れるまで *第13の夜
https://medaka.5ch.net/test/read.cgi/honobono/1466876423/
0069ほんわか名無しさん
垢版 |
2018/07/03(火) 23:12:26.320
週刊文春に大長期連載が続いている近田春夫の「考えるヒット」が小林秀雄の「考えるヒント」のモジリであることを
知らない人がいるはずがないと思っていたら、今の子たちは小林秀雄も「考えるヒント」も知らないことがデフォなのだという。
大学入試現代文(旧・現代国語)の出題定番だった小林秀雄が、「忘れられた日本人」化しているという衝撃の事実。
というか、あれほど有名で高校生必須作家(批評家)だった小林秀雄が急速に知名度を落とした原因に時代の断層がひそんでいる。
小林秀雄が大学受験生たちを苦しめたのは、あの難解な文章にあった。だから出題者は「作者の意図」問題に使いやすかった。
しかし小林秀雄が『無情といふ事』や『Xへの手紙』、『様々なる意匠』で発信していたのは純粋な向上を希求する青年・成人に対してであった。
バブルで狂躁状態の昭和末期の普通の高校生たちは既に純粋な向上心を欠きつつあったから、小林=難文作家のイメージでしかなくなっていた。
だが小林秀雄その人には実際に純粋な読者がたくさんついていた。彼はその純粋な読者に対してのみ響く言語態度で
普遍的なメッセージを発信し続けることができた。昭和の幸福な文学者の典型といっていい。

小林秀雄は、高潔で卓越した位置にあって、ブレることなく(不純な読者に八方美人なわかりやすさの色気を見せず)
明確に純粋読者像を想定して、ようは「自分の頭で考え、自分の心で感じ、自分の言葉で書く」ことを実践していた。
そのように生きようと意識を高く持つ純粋読者へ向けて、迷うことなく自分の文筆で行動していた人物だった。

<長文になってきたので分割>
007069
垢版 |
2018/07/03(火) 23:13:17.030
彼が言いたかったことを凝縮すると、
「小賢しいロジックを捨てて、物それ自身を見よ、事それ自身に出会え、言葉それ自身を知れ、そしてそれを体感しろ」
という至極シンプルにして純粋な提言。

わからなければすぐにWeb2.0の検索システムで即時的な「正解」(理解というより単なる答え)を得られるIoTの現代、
「考える」ことは、重要ではなくなった。自分の頭や自分の心やその感じ方や自分固有の言葉というものも、不要になってきている。

このスレが小林秀雄がせっせと行動できたような対象者を抱え込んでいるのであれば、滅びつつある知の風習がここにまだ生きていることになるし
14夜に至って散見するような、「不純な」投稿姿勢に接するたびに、ここの歴代スレにかつてあったはずの
「幸福な純粋投稿者と読者による蜜月の時代」がもう戻って来ないのかという危惧を覚える。
近田さんはせっせと今も言論しているが、彼は巧みに不純読者にも色気を振りまき、大衆誌での名物コラムで一世を風靡している。
小林になれぬなら、近田を目指してみようじゃないか。
純粋か不純かは、言葉の端に出る。つい、出てしまう。悪貨は良貨を駆逐する。
スレを楽しむために純度を高めることは、かつてこの国にあった、
ほんわか多幸感溢れる知の共同体の時代の空気を追体験するようで
不思議な心地好さが得られるような気がしてくるんだが……。
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