頭をまとめようとして書いた。

綾野が入院先の病院で雪乃(サクラ)に出会う。
綾野のお見舞いに来ていた直哉を、雪乃はユウイチと勘違いする。
綾野の退院後、二人は文通をして一緒に物語を作ることになる。
綾野の書いた、男子学生と女子学生の登校から始まる物語に、
雪乃はユウイチと綾野の名前を付けてしまう。
雪乃が薬の副作用で飛び降り自殺。ユウイチが第一発見者。
直哉が傷心の綾野に告白するも撃沈。

雪乃は生前に計画して、
物語通りに綾野とユウイチを屋上に呼んで恋を成就させるために、
妹の千秋を使って綾野とユウイチに手紙を出させる。
屋上へ向かう途中、綾野はユウイチが先生とキスをする場面を目撃する。
屋上でユウイチが転落死、
綾野も後に屋上から飛び降りるが未遂に終わり、脳に後遺症を受ける。

(直哉の仮説)
雪乃の自殺を目撃したユウイチは
真相を世間に公表すべきだと考えている。
綾野は残された家族に迷惑が及ぶことを恐れて反対している。
屋上ではそのことで口論、
薬の副作用で精神が高ぶっていた綾野がユウイチをつき落とし、
その後自らも飛び降りる。