仙台高検事務官を停職1カ月・起訴猶予 約40万円窃盗・横領

2019年2月15日 金曜 午後6:26
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仙台放送

仙台高等検察庁の20代の男性事務官が、事務室で管理されていた現金など、およそ40万円を盗んだとして、停職1カ月の懲戒処分を受けた。
事務官は15日付で辞職している。
懲戒処分を受けたのは、仙台高検の20代の男性検察事務官。

仙台高検によると、この事務官は2018年12月31日、仙台地検の事務室に侵入し、「お茶代」として職員有志で集めた現金6万2,000円を盗んだほか、2018年8月から12月にかけ、職員によるスポーツ団体の会費、およそ35万円を貯金口座から横領した。
事務官は、「競艇の舟券の購入資金にした」と話していて、仙台高検は15日付で停職1カ月の懲戒処分とし、男性事務官は辞職した。

また、仙台地検は、「反省し、全額弁済した」として、窃盗罪などについて起訴猶予処分とした。
仙台高検は、「検察庁職員が法に触れる行為をしたことは極めて遺憾。国民の皆さまに深くおわびする」とコメントしている。