横浜地検の盗撮事務官を略式起訴
依願退職
2016/06/24 19:00

 横浜地検庁舎内の女子トイレに小型カメラを設置したとして、同地検は24日、神奈川県迷惑行為防止条例違反罪で同地検の検察事務官(23)を略式起訴した。
同事務官は横浜簡裁から罰金30万円の略式命令を受け、即日納付した。
 地検は同日、停職3カ月の懲戒処分とし、事務官は自主退職した。
 起訴状によると、5月23日、庁舎内女子トイレの便器内に動画撮影状態にした小型カメラを設置したとされる。
 地検によると、事務官がカメラを設置した約30分後に清掃員がカメラを発見。翌日、事務官が上司に申告し、警察に自首した。
カメラは親指大で、女性の姿が記録されていたという。
 横浜地検次席検事の話 極めて遺憾で深くおわびする。今後このような事案が発生しないよう指導を徹底する。
(2016/06/24-18:30)時事通信