>>417
ある女…
中学とかで女子のトップグループ?にいて、高校もそれなりのところに進学。
わけの分からないSFだのパソコンだのの話ばかりして地味な普通科とか
工業高校に行くような男子なんて心底バカにして、二流の文系大学に進学。
世間では就職難とか言われてるけど何とかなる、最低でも大手の一般職になれるはず…。
…ところが、何ともならない。就職できない。算数も理科もできないから、公務員試験なんて受からない。

一方、バカにしていた男子は、電気とか機械とか好きなことやりたくて、決して一流ではない
地味な理系大学に進学。好きなように4年過ごして、民間の就職口もいくらでもあったが、公務員に軽く合格。
着実にゆとりある充実した人生を歩んでいる。

前者の女は、相変わらず自分の位置が気になり、同窓会に出席。
かつてバカにしていた男子が、堂々たる「官」になって楽しそうに友だちと話している。
かたや、堂々たる「家事手伝い」の自分には、男子どころかかつて一緒にいた女子も寄ってこない。うまく敬遠される。
結局、バカにしていた男子の方が、自分よりもはるかに上の人間だと気づいてしまう。
しかし、プライドだけは高いから、今さらすりよることもできない。

…よくある風景だ。