以下製作者のコメント

レンドフルールをプレイしてくださった方の多くが、
私と薄葉カゲローの前作ワンド オブ フォーチュンをプレイされている方のようです。
ただ、前作とあまりにテイストが違いすぎて、戸惑っておられる方も多く......。
まあ夢と希望に溢れた世界と、ゴシックロマンスの世界では
キャラやお話が違ってくるのは当たり前のことなんですが、
多分何より違うのは、そもそもの作り方です。
ワンドの場合は、何もない平原に町や学校などの舞台を配置して、
そこにキャラクターを投げ込んで「さあ好きなように遊んでおいで!」という
作り方をしています。なので、ストーリー的にも自由度が非常に高いです。
レンドの場合は、まず平原に壁を作り、天井を作り、釘を滅多打ちにして
どうあっても逃げられない状況を作った上で、そこにキャラを投げ込み、
「さあどうやって足掻くのかを見せてくれ」という作り方をしました。
なので、奇跡は起こりません。
箱から脱出できたように見えても、そこにはもうひとつ大きな箱があるだけで、
完全に逃げ出すことはできない作りになっています。
そしてその箱さえ、遠からぬ未来には崩壊することを運命づけられているのです。
突きつけられる数々の障害の中で、何をしても救われない・報われないとしたら、
彼らは最後に何を選ぼうとするのか。その選択は正しいのか否か。
そして、その選択の正否を決めるのは誰なのか。
そういうコンセプト自体は、最初からブレずに作っています。
初報のインタビューでもそんなような話をしていますしね。
もし気が向いたら、角度を変えてもう一度物語を楽しんでみてください。
違った見え方も出てくるかもしれません。


はああ?
こんなクソゲー作っといて、つまらなかったら視点変えてもう一度プレイしろだと?もうこいつのゲーム絶対買わないわ。
薄葉さんのゲームは買う。