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.      *** なぜ北朝鮮は非核化宣言したのか、それは核小型化の開発途上で核実験場が大破 ***

北朝鮮が核保有国宣言をするためには、反対する米国を核ミサイル恫喝して核保有を認めさせる必要がある。
しかし米政府恫喝には米朝戦争のリスクを伴う。 そんな中、北朝鮮は2018年冬季オリンピック終了直後に、
突然に今迄の核ミサイル開発から180度転換した非核化声明を発表した。 その理由には一体何があったのか。

.         *** 北朝鮮核実験、複数の核爆弾を同時爆発させて威力水増しの工夫 ***

北朝鮮は2017年9月3日、6回目の核実験で水爆実験に成功と発表した。 韓国ではマグニチュード5.7が観測された。
しかしこの核爆発は、複数の核爆弾を同時爆発させたのではないか ↓ 6回目の核実験が行われる前の記事 ( 重要 )
北朝鮮 6回目の核実験は多重核爆発方式か=専門家が分析 2017年3月29日
→ http://japanese.yonhapnews.co.kr/society/2017/03/29/0800000000AJP20170329002100882.HTML
複数の核爆弾を同時に爆発させる実験についての資料
→ http://eps.berkeley.edu/~rallen/pub/1998arms/index.html .( URLは末尾まで入力 )

これはソ連の核開発が世界から非難され始めて、核爆発による地震波を小さく抑える工夫をして、爆発規模を小さく見せる
努力をソ連はしていたようだ。 北朝鮮核実験での、爆発規模をより大きく見せる工夫とは真逆の行為であり、
複数の核爆弾を同時爆発させて、威力水増しの工夫をした実験だったと投稿者は推測する。 複数核爆弾の同時爆発は
ソ連でも行われたが、その方法では、複数核爆弾の配置が非常に重要であり、下手をすれば核実験場の大規模崩落になる。

.    .【特に重要】 北朝鮮が核小型化を完成していれば、大気圏外で小規模EMP実験を行った筈 【特に重要】.

北朝鮮は2017年9月頃EMP攻撃について警告してみせた。 グアム島から相当離れた太平洋上の大気圏外で、EMP実験
と称して小規模核爆発実験を行っても、米国や実験下の南洋諸国には何の影響も無い。 しかし実施されれば北朝鮮は
大気圏再突入技術は不明でも、核小型化には成功したと認定されるが、実験は無かった。
これは核関連の軍事技術に何らかの関心を持つ者であれば、この時点で北朝鮮の核小型化には疑念を持つ。 ← 特に重要

.      【重要】 北朝鮮核実験場大崩落の時点で、核小型化と再突入技術は完成していなかった 【重要】

その後、北朝鮮核実験場の山肌に地滑り状の痕跡が偵察衛星で確認され、核実験場の大規模崩落が想定された。 この時点での
北朝鮮の核小型化と、核ミサイルの大気圏再突入時の弾頭部衝撃破壊の耐圧性は、完成途上であり完成していなかったと投稿者
は推測する。 そのことは米国諜報機関によって米政府も掌握しており、そこへ北朝鮮核実験場大崩落が起きて、
米政府はそれを千載一遇のチャンスとばかりに、和平協議に応じなければ開戦するとの期限付き回答を北朝鮮に迫ったと思われる。

日本のマスコミは、この非核化声明を出した北朝鮮大転換の理由を、長距離核ミサイルと水爆の開発に成功したので、それ以上の
開発は不必要だから非核化に応じたと説明するが、ミサイルと水爆の開発に成功したのであれば、非核化声明を出すことは矛盾
しており、北朝鮮核実験場大崩落で核小型化が頓挫しての非核化声明であり、日本のマスコミはその点でも偽りの説明をする。