ところで、竹宮さんが学会長を務める「日本マンガ学会」では
来月、シンポジウム「再検討・「少女マンガ」史」が開かれ、第2部に竹宮さんも登壇されるようです
https://www.jsscc.net/convention/22

概要より以下引用
>批評や研究においては、1960年代後半から70年代を、少女マンガがそのスタイルを確立した画期として捉える語りがしばしば見られました。
>もっとも、こうした歴史観は、60年代後半以前の少女マンガの多様性や、そこからの連続性を見えにくくするものでもありました。
>近年では、アカデミックな研究はもちろん、作家や編集者といった当事者による語り、作品の復刻、作家特集本の刊行などを通じて、
>こうした従来の少女マンガ史観は捉え直されつつあります。
>本シンポジウムでは、研究者だけでなく、1960年代後半「以前」と「以後」、
>それぞれの時期を代表する作家の方々や、復刻や編集の現場で活躍する方などを招き、
>「少女マンガ」史を編み直すことの意義を語り合います。

>14:00〜16:00 第2部「「少女マンガ」はどこから来たの?」
>水野英子[マンガ家]
>ちばてつや[マンガ家(オンライン出演)]
>里中満智子[マンガ家(オンライン出演)]
>竹宮惠子[マンガ家・日本マンガ学会会長]
>ヤマダトモコ[明治大学 米沢嘉博記念図書館 展示スタッフ]
>増田のぞみ[甲南女子大学文学部 教授]/司会
>大城房美[筑紫女学園大学 教授]/司会
(以上引用終了)

「少女マンガ史」再検討の中に、「24年組」や「大泉サロン」をメインにした「少女マンガ革命」の見直しも含まれるとすれば
これはかなり画期的な第一歩となるかもしれませんね
竹宮さんがこれまでの著作や発言との整合性をどうつけられるのか、
また、萩尾さんの名前を出されるかどうか、見守ろうと思います