>>603
あなたは類似そのものが問題でないことに同意してるんだから「類似は認めた」のね

竹宮さんと増山さん、同じCOM読者とは言っても竹宮さんが元々アウトプットしてたのは
「ここのつの友情」「かぎっ子集団」で、健康的で児童マンガ的な作品
少年は出てくるけど少年愛のテイストは全くない
「雪星天使」はそれらと全然違う
明らかに増山さんと知り合って影響を受けて変化した後というのが見て取れる

で、岡田さんの「ポーヴレト」
雪あかりに満たされた夜、眠ろうと努力するポーヴレトの所に姉が来て眠ってはならないと告げる
楽しくなりたい、満足したいと思うなら眠ってはいけない、夜がこわかったらろうそくに火をつけなさい、と
「……わたしは恋もしなかった……うたもうたわなかった……」
翌日姉は亡くなる、若く美しいままに
その直後、貧しいエスタンベ少年とのエピソードになる
「……でもそれいらい ぼくはかれのことを すきになっていたのです」
というポーヴレト少年のナレーション
ある夜エスタンベが屋敷に忍び込み、それを見つけたポーヴレトは、もうしないと約束して友達に
なってくれるなら誰にも言わないよと彼に言う 
「ぼくの!ともだちになってくれたら……」「ほら…ぼくこれをあげよう ペーパーナイフだよ」
けれどそれを拒絶したエスタンベがポケットに忍ばせていたナイフで切り付けて来る
ポーヴレトが自分を守ろうとふりあげたナイフでエスタンベは死んでしまう
その後のシーンで、ポーヴレトは屋敷の壁に掛かる大きな鏡を殴り、ひびが入る
鏡にもたれかかりながら「あこがれもむなし……ためいきもむなし……」とつぶやくポーヴレト

竹宮さんはもみあった末にナイフで一方が死ぬその一連のシーンに少年愛を感じて萌えたから
オマージュで「雪星天使」を描いたのでしょ