>>546
せっかく情報をアップして下さったのに話題がそれてしまって申し訳ない
この辺りの話を興味深く読みました↓


──一時期、竹宮先生とささや先生の絵がそっくりだったこともありましたよねえ、
やっぱり影響しあっていた訳ですか?

M  というより、ささやさん自体が、石森先生のマンガから始めているわけでしょ。
  ケーコタンもそうだし……、二人ともあそびで描いてた頃の絵なんか、石森先生そっくり!
  そういうわけで、あの二人は当初非常によく似た絵を、描いていたんですよね。
  最近ちょっと離れちゃいましたけど……サロン時代なんて、あの二人が、お互いの絵を
  描いたりすると、見わけのつかないことがありましたよ。

──萩尾先生と竹宮先生も、やはりお互いに影響しあって……?

M  ええ、それはもちろんありましたね。大体おモーさまはねえ、全然少年に興味もっていなかったん
  ですよ、それが、ケーコタンとか私とかとつき合うようになってから、いろいろと勉強してね。

──竹宮先生の方は最初から『少年』に興味を持っていたワケですか?

M  ええ、それはもう……。ですから、少女コミックに舞台を定めてからっていうのは、ものすごく
  精神的に苦労したらしくって、少女マンガが描けなくって描けなくって、もう本当に、泣きながら
  っていうう感じでやってましたから。
  とにかく最後には、「もういやだ。少年を主人公に描いて行く。これが一番自分のよさがでるんだから。」
  と決意して描いたのが「雪と星と天使と」。
  あの作品で、はっきりと自分の方向みたいなものを定めちゃったみたいですね。