そうですね>>230の内容は一部取り消します
岡田さんの応募作が、92年作品集刊行の際四方田さんが返却した中にあった可能性は高いね
ただ、岡田さんがインタビューでやめた理由として語ったのは原稿返却でも新人賞落選でもない
雑誌や本に載ることを前提で語ったのは、手紙をもらった、それでやめたということであるのは変わらない

公正で厳正なる審査をすべき審査員の立場にある人が、応募者に単独で評価を送りつけることそれ自体
あり得ないと個人的には思うけど、
手紙がどんな立場に立って書かれたのかどんなに丁寧な言葉で書かれていたかは関係ない
作品が竹宮さんの指摘通り実際に良くない出来だったとしてもそれも関係ない

岡田さんに伝わったのは「審査員から」ではなく「竹宮惠子さんから」手紙を貰ったということだし
「作品自体の出来が良くない。あなたはマンガ界の現状を知らなすぎるようです」と言われた内容
「それによってマンガ家への道はあきらめたんです。私のマンガ家生活は、それで終ったんだと思いますね。」
と語らざるを得ない心境だったというのが全て

本人が引退の理由はそれですと語るのを他人が否定する事はできない、例え手紙を書いたご本人でもね
もちろんその手紙を公表して「ここにそういう意図はありません」という「事実」を語るのは自由
応募した手紙「ごとき」でやめようと思った精神力を批判したいならそうすることも可能だろう
それでも「岡田さんの思い」だけは岡田さんがそう感じたことだから他人が否定することは許されない