>>385
それこそ「マンガはオープンソース、描き手の発明は、誰が使ってもいい」
ということなのでしょうね。
2014年「竹と樹のマンガ文化論」では、内田樹氏相手に熱く語っていらっしゃいます

で、ちょっと面白いのは、この本の中で「ファラオの墓」のアンケート順位アップ法について
「萩尾望都さんが『スターレッド』を描いている時だろうと思うのですが、
クローズアップの絵が多いと人気が上がる、という法則に気がついた。
マンガ家同士でそういう情報交換もしながら、手探りで作品のクオリティを上げていくのです」
(引用終了)

ファラオと同時期の連載は『トーマの心臓』であり、『スターレッド』ではありません。
また、萩尾さんとは距離を置いた後で、作家同士で情報交換する関係は失われています。
ジル本には、この対談を元にした話もありますので、
2014年は過去美化モード発動の年と見ることもできそうですね