【ワッチョイ表示】萩尾望都【63】
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【ワッチョイ表示】萩尾望都【62】
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https://twitter.com/5chan_nel (5ch newer account) 文学や映画などの情報を大泉サロンのメンバーは共有化していたから、
竹宮さんの影響だけとは言えないんだけどね、トーマと小鳥の巣は。
実際に映画の影響は大きいようだ。
読者にとっては、トーマ、小鳥の巣と風木は共通要素はあっても作品としては別物として読める、両方完成度が高い作品。
むしろ複数あることにより、広い意味での少年愛ものというジャンルが認識されたと思うけどね。 むしろトーマというワンクッションがなきゃ
風木の連載がそう簡単に実現したとは思えないけどなぁ 以前からこのスレで時々話題になっていることですが、
今回の本では竹宮さんの「地球へ…」が萩尾先生の初期短編「あそび玉」に設定が似ているという件にはなにか言及がありましたか? 今日は書き込むたびになぜかIDが頻繁に変わってしまっててすみません
荒らしのつもりはありません… 大泉の本は明日あたりに届くんだけど、少年の名はジルベールも一緒に読んだほうがいいんだろうか
どちらを先に読んだらいいですか? >>102はとても若い方でしょうか? こちらは「トーマ」少コミ連載時読者です
萩尾さんの「トーマの心臓」連載途中から竹宮さんの「ファラオの墓」連載が始まってます
「トーマ」は残念なことに連載中のアンケートはよくなかった(絵が可愛いのに…)から、
似たような寄宿学校物やってもやっぱりまた当たらないと編集部は思わなかったんでしょうか?
竹宮さんは「ファラオ」でそこそこアンケートとったから「風木」連載できる!でしたでしょうけど
内容の過激さ以前に、前に受けていなかった男子寄宿学校物をまた!?ですよ >>103
あれは共通の元ネタのSF小説があるんすよ 萩尾さんは竹宮さんの作品を読んでないから。
あそび玉については、佐藤史生さんと描いた後にヴォークトの話をした思い出が出てくる。
それとSFマガジンに載っていた『ソンブレロ』という超能力者が排斥される話がヒントになったと明かされている。 読んだけど、まあそれぞれ言い分があるから誰が悪いとかは言わない
3人は2対1になりやすく難しい
ただケーコタンの言葉については
徳川家康の「負けを知らぬは負けることより危うい」という言葉を思い出してしまう >>109
萩尾さんはあそび玉を描いた時点では、『スラン』を読んでいなかったとか。
むしろヒントは『ソンブレロ』だったと書いている。 世間的には華々しい扱いを受けている側と
世間的にはマイナー気味だけど独自の作品を生み続けコアで根強いファンがついている側がいて
前者が後者を意識するっていう構図は
別の世界でも見たな
実際後者のが後々まで表現成果が生き残りそう 凡人なら40年も50年も経ったら記憶も朧気になるものだけど
記憶力の良い人だから当時の感情も全部鮮明に覚えているだろうし
忘れることが出来ず閉じ込めるしかなかったんでしょうね
今回外に出したことで少しでも気持ちが軽くなればいいけど 明日大泉本届くから読むの楽しみ
竹宮さんのジルベールのは読んでるけど
それにしてもこの二人、本当に性格正反対で相性最悪だったんだなあ
なのに2年も同居して一緒に仕事したのが悲劇の発端だけど、若い時ってこういう無茶なことを勢いでやってしまうよなあと思う ちなみに「地球へ…」の主人公のジョミーという名前は「スラン」から取ったもの
竹宮さん本人が地球へのTVアニメ化公式イベント(2007年)の際に発言してるそうだ
ただ、
>竹宮恵子氏がマンガ少年に「地球へ…」を連載していた頃、何度もインタビューでスランとの類似性を指摘されていました。
>1979年くらいかな?
>竹宮恵子氏は、「確かに似ていることは、人に言われて読んでみて驚いたが、スランはそれまで読んだことはなかった」
>と、当時、雑誌にも読者にも再三答えています。
だそうだけどね
今日このスレで読むまで萩尾さんもてっきり同じスランの影響を受けてたものと思ってた
それにしてはあそび玉と地球への冒頭って似てるよね
萩尾さんを意識するあまり、無意識に影響受けてしまってたのかなと思ってしまうレベル >>113
の追加でそして「後者」のタイプは理解者がいてその表現のために特別扱いを受ける
という構図まで似ている
城さんによる補足があるのが良かった 「あそび玉」面白いよね
ああいう異能者が迫害される話好きなんだよなぁ 筒井康隆の「七瀬ふたたび」も好き 山岸さんも萩尾さんも自己実現手段が「漫画しかない」描き手で、結果的に息が長い作家になった。
竹宮さんは大学教員になってもやっていける人だったから、転向してしまったとも言える。
>>115
萩尾さんの両親は漫画家になるのも反対、上京してのひとり暮らしも反対。
竹宮さんが同居を提案し、少女コミックを紹介してくれたことで道が開けた。
(講談社では萩尾さんはカラーが違うと思われていた)
萩尾さんは講談社の編集者は優等生が多かったと回想しているけど、
同時期に講談社で描いていた庄司陽子さんはパワハラ、セクハラだらけだったと自伝漫画で描いている。
萩尾さんは新人のうちに少女コミックに移ったからかな。 >>99
ありがとうございます
自分としては竹宮さんとの関係より岡田史子の方が気になるんですよ
萩尾さん自身がかなわないと認めた天才ですからね
地方民なので本屋に並ぶのは土曜日かな
楽しみ >>106
悪いけど、リアタイだわ
トーマが出るまで、そもそも男の子同士の恋愛なんてほとんど考えられなかったでしょ
免疫ない状態からいきなりスキャンダラスな風木見せられるより、精神性の強いトーマでこういう世界もあるんだと認識させてた方が
若い読者には受け入れ易くなったと思う
落ち葉の記は読んでたけど、これ正直普通の少女雑誌じゃ無理だろうと思ってたわ
竹宮さんがトーマを露払いくらいに考えて、どーんと構えてられてたらなぁ >>121
失礼しました スレの平均年齢上がった〜!
うん、でも「トーマ」って恋愛まではいかないでしょう
先輩上級生への思慕(トーマやアンテの)と不良上級生からのリンチ(サイフリートの)ですよね
キリスト教云々はあまり感じなかったですね
上級生への思慕は、女子物で池田理代子さんの「おにいさまへ」がありましたし
まあ、鉄な女としては、トーマにあんな飛び降り方やめて!とだけは言いたいです
鉄道会社が気の毒すぎる
風木はマジで恋愛でしたね >>121
リアタイ読者ですが同意です
小鳥の巣やトーマが少年物の下地を作ったからこその風木だと思う
もちろん描いてる世界がまったく違うのはわかってますが
小鳥とトーマ以降、14歳の少年が主人公でリボンタイの制服着てる漫画が
当時他誌でもドカーンと増えたのをリアタイ読者は記憶してると思う 萩尾先生はもともと同性愛的なモチーフはピンとこなかったらしいけど何かの映画がきっかけで魅力に気付いたんだっけ?
その映画紹介したのも竹宮先生なのかな? 「小鳥の巣」は設定年代がわかるんだけど、「トーマの心臓」って設定年代いつ頃? >>124
竹宮さん個人というよりも、大泉サロンに出入りする人々が、それぞれ自分が面白いと思ったものを勧めあう状況があった。
「ゲイ好き」は竹宮さんだけでなく、山岸さん、城さんもそうだし、他にも。 萩尾さんは、漫画を描きたくて、読んでもらえたら嬉しい人。
竹宮さんは、自分が1番になって脚光を浴びていたい人。
初のマンガ学部の教授というステータスゲットして満足で、自分のしたこと忘れてるんじゃないか。 >>123
一条さんも男子校を描いたら「萩尾さん、竹宮さんのパクリ!」という手紙を読者からもらったそうだし。 小鳥の巣やトーマの発表時点では風木の連載が出来るかどうかは
まだ分からなかったから下草井のアパートでの糾弾(?)はまだ理解できなくもない
でもその後萩尾先生が著名人と仕事したりすると「ご不快の念」が伝わって来るのは
理不尽過ぎる
竹宮先生の漫画も好きだし最初の大泉本も買ったけど今思えば買わなきゃよかった
あの本がヒットしたことが萩尾先生を今回の本を出すまでに追い詰めたんだよね >>124
「悲しみの天使(寄宿舎)」を竹宮・増山・萩尾の3人で見た話は本にも出てきました。
最後に自殺してしまう少年が可哀想で、どうすれば自殺せずにすんだのか考えこみ
それがトーマの心臓を描くきっかけになったと。
でも少年愛の世界にひかれたというより、理不尽な運命の少年を救いたいという気持ちで
ストーリーを作ったと。 >>128
萩尾さんは「漫画家になった自分を親御さんに認められたかった人」だよ それはもう哀しいくらいに…
竹宮さんは別に脚光浴びていたい人ではないよ
一番になりたい人ならメジャー誌の「フレンド」「マーガレット」「りぼん」「なかよし」で描くでしょう
それにもともと、萩尾さんより竹宮さんの方が漫画家としてコンスタント稼いでいたんだし…
それはそれで自信持っていればよかったのに、近くにいたからちょっとしたことが気になったんだろうね
あと、編集さんが悪かったのかも >>129
でも「砂の城」の中のあれこれは明確に萩尾さんの作品に影響されてるよねw
しかし今読んでる最中だけどきついな
竹宮さんと増山さんも今は疎遠と聞くし
人生には色々あるけど思った以上に生々しい感情だった 大泉の本が届いたので楽しみにここを見てみたら、、複雑な気持ちにw
心して読ませて頂きます。
小さいときから、望都先生が大好きでした!
月夜のバイオリンが出る時に、年の離れた兄から望都先生の本を買う足しにして、とかわいい封筒に入ったお小遣いを貰ったこと、
中学受験の頃に大事にしていたコミックスを母に破かれて捨てられたこと、、
久々に思い出した。
最近は生きるのしんどくなりつつあるけれど
アランが復活するのを見届けたいなあ。 萩尾作品はやっぱり初期が一番好きだなぁ
絵柄もかわいいし短編が素晴らしい
残酷な神が支配するは全巻持ってるけどリピートして読む気が起きない 「あそび玉」も「地球へ」も「超人ロック」の影響もあるんじゃないかな
まだロックが作画グループの肉筆回覧誌でしか読めなかった時代に口コミで話題になって萩尾さんと竹宮さんが大阪まで読みに来たという話があった >>71
>マネージャーの城さんが巻末に書いているが、20代の頃の萩尾さんは、
>それが作品のひとコマへの疑問だとしても、作品全体を否定されているかのように受け取る可能性があった
だとすると、増山さんは萩尾作品への批判は一切無かったんだろうな・・・
増山さんの竹宮さんへの辛辣な物言いは並の神経でも耐え難いレベルだったし >>138
だって、増山さんの感性って萩尾さんの感性に近いんだから辛辣な言い方することはないでしょう >>138
こんなの少年愛じゃない!と、何度も批判された的なことが書いてあるので、めちゃくちゃ批判されてるかと。
批判に対する気持ちも書いてあった。 しかし増山さんてキャラ強烈だよね〜〜
世が世ならネットで大炎上するタイプっつうかなんというか
胸焼けするキャラクター >>130
私は買ってないのだけど、中川右介という人が「萩尾望都と竹宮恵子」というタイトルの
デリカシー皆無な本を出したでしょう
竹宮さんが「少年の名は〜」を出した後になるのかな
竹宮さんから萩尾さん宛に「少年の名は〜」を送った理由と、それを読んでいない
萩尾さんが「一度きりの〜」を出した理由が、うまく噛み合っていればいいのだけど…
彼女達より少しばかり年下で漫画業界に身を置いてない、両者の作品の(全部じゃないが)愛読者としては
あっちはああ思っていてこっちはこう思っている どちらにせよそっとしておこうという結論になるんだけど >>141
城さんの文章で呆然とした…
締切前の修羅場中にアレ食べたいと大騒ぎして、竹宮さんが作ったのしか食べないとか…
今で言うところのナントカとかカントカいう一種の障がい?と思った。 読んでないけど萩尾望都と竹宮惠子って著作には、
2人の間で増山氏を取り合ったんではないかと推測がされてたって、感想サイトにあったんだけど。マジですかい。
それは、あまりに見当違い… >>144
その本の作者、萩尾さんの本読んだら
恥ずかしくて自著を焼き捨てたくなるんじゃないかなあ >>143
そういう話、手塚治虫にもあったよね
〆切間際に「〇〇が食べたい!あれ食べないともう描けない!」ってわめいて編集やアシスタントが夜中にお店行ったりして(コンビニのない時代)大変だったとか。。。 >>146
アシですらない同居人が、働くアシ達の目の前で
締め切り間際の漫画家にあれ作れこれ作れとだたこねて作らせてる図だよ
手塚さんとは全然違う >>144
そうは書いてないよ 十年目の毬絵が大泉時代を暗示したんじゃないかとは書いてたけど >>143
絵が描けない増山さんがアシスタントと竹宮さんの間に入り込めないことに嫉妬して、
「竹宮にとって最上位な存在は私」というマウンティングをやっていると推測されていたが。 >>147
あーそうなんだ。漫画家じゃないのねその人。それはヤバい人ですね… 増山さんに関しては竹宮さんの著作にもがっつり出てくるし
まあやっぱりプロデューサー気質なんだろうが
見方を変えれば業界ゴロみたいな人ではあるんだよなあ >>152
竹宮先生の本にCDの解説をしていると書いてある
Webには音楽評論をしているとも >>148
毬絵に片思いしてた主人公が萩尾さんで、毬絵と親友と三人で一緒で幸せだった大学時代が
大泉時代を象徴してるという推測なのかな?
なるほど、そう深読みしたくなりそうなのはわかる。
でも、「大泉の話」に書いてあることが本当なら、それはナイな。
それに主人公の前から去った毬絵と親友のその後があまり幸せそうじゃないのだから
竹宮さん達になぞらえてたなら随分失礼な話になってしまうw 私は十年目の毬絵はずっと原作のある話だと勘違いしてたくらい萩尾さんの作品にしては通俗的だなと思ってた
ここで色々読んでもしかしたら萩尾さんが大泉での事を昇華しようとわざと通俗的なすれ違いの精神的三角関係として描こうとして失敗したのかなとちょっと思った
多分違うだろうけど 「十年目の毬絵」は発表がビッグコミックだから、青年誌ということで少しタッチが違うかも
でもこの三人の図式って「訪問者」のグスタフ、ヘラ、ミュラー校長とか、「マージナル」のイワン、アーリン、ゴーとかけっこう萩尾作品に出てくるような >>151
竹宮さんが風木のために、アンケート上位に来る作品を描きたいと増山さんに相談した時に、
「物語のパターンはそんなにあるわけじゃないから、古典から人気要素を取り入れるのが良い」
「ロミジュリ悲恋と機種流離譚は?」とアドバイスしたのは20代前半の同居人としては的確すぎる。
同年代の編集者でも、そんなアドバイスはなかなか出せないと思う。 萩尾さんが3人をモデルに描いたのは「みんなでお茶を」
なんと別離後にうっかり描いてしまい、「これは続けることができない」と描いてから気づいたそうだ。 悲しいのはまだ途中で続きがあった精霊狩りシリーズがあれで終わってしまったこと
ルトルが目覚めてからの話が見たかった >>157
貴種流離譚でした。ごめん。
竹宮さんが辛かったと思うのは、大泉を訪ねて来る人がほとんど萩尾さんのファンだったということ。
城さんの文章の中で増山さんから聞いたこととして出てくる。
城さんは最初、竹宮さんのファンで、増山さんがそれを珍しがって、遊びに来るように誘った。
アンケートの結果とは別に、まわりのプロやその予備軍がほとんど萩尾さんファンってリアルにきついよね。
別離後は今度は萩尾さんが体調を崩して、眼病や蕁麻疹も出たけど、
ヨーロッパに第四者として同行した山岸さん、
飯能に来るように誘った木原さん、
萩尾さんの体調を心配して同居した城さんがいてくれて良かった。 いやーキッツイ本だった
お互い行き来している一度見たものを即描ける友人が自分が準備していた作品と似たところのあるものを先に描いた!私のものを盗んだ!
みんな20代の小娘の頃だもんね >>163
ていうか、全寮制男子校の映画を複数本いっしょに見たり、同性愛を扱った文学を読めと勧めてるもんね。
一方で描くなというのもなあ。 萩尾さんもめごと当初自分が悪かったんじゃとばかり
自己肯定感低く考えていて、つらくなってしまった。
嫉妬とは考えないんだね。
正義感で相手を責めることは、しないタイプの人だね。 >>163、164
だから離れるしかなかった訳で…
その過程で深く傷ついた萩尾さんはあれだけ漫画が好きで幅広く読むのに
竹宮さんのは一切読めないってのが切ない >>163
「先に描いた」だけなら、内容が自分にとって評価できるようなものでなかったら
たいして波紋を広げなかったのかもしれない
竹宮さん側にとっても「小鳥の巣」が魅力的に見えて、これは世間にも評価されると
思ったからショックだったのでは。 そうだね、ストーリーなんか全然似たところがないのに竹宮さんがあれだけの態度をとったのは盗まれたと思っただけでなく「嫉妬」があったんだろうなあ
それにしても「嫉妬」と言い放ったのが佐藤史生さんというのが意外に感じて興味深かった
ついでに佐藤史生さんは話がグルグルして進まないというのもw まだ大泉本読んでないでここの情報しか見てないんだけど、萩尾さんって小鳥の巣(1973年)を描くずっと前に
11月のギムナジウム(1971年)を描いてるよね
それは竹宮さんはどう思ってたのだろうか 萩尾先生も竹宮先生も、作品が似てると感じた事は無いなぁ。
お二人の作品にはそれぞれ楽しませて貰ったよ。
焦ったり嫉妬してライバル意識持つのも解るんだけど。 >>169
竹宮さんの反応はわからないけど、増山さんはギムナジウム読んで
「兄弟だから惹かれ合ったというのはダメ!少年同士だから惹かれ合うのよ!」と
ダメ出ししたそうな。
71年頃は竹宮さんのほうも精神的にまだ煮詰まってなくて、普通に受け入れてたんでは
ないかと想像 >>168
佐藤史生さんの話がグルグルまわるの何度も出て来て笑った
山岸さんイタコになるとか、ささやさんが玄関で山田ミネコさんに「人でなし〜!」とか
大泉のエピソードがどれも面白かったなあ
萩尾さんの思惑とは違ってますますドラマ化の話が来そうな気がするよ 1970〜80年代くらいは漫画評論誌や少女漫画評論家は萩尾望都絶賛だった記憶がある
そんなのは萩尾さんの心の傷になんの効果もなかったんだなあ >>173
そういう周辺の話が面白かったね
萩尾先生はとんでもなく記憶力がいいんだなあ
見たものを絵に出来るとか映画の映像を全部覚えてるとか(これは竹宮先生も)
特出した才能の人は脳の機能が普通じゃないのね
だから嫌なことも丸々記憶してしまってるんだろうなあ >>168
佐藤史生さんが雑誌掲載時には、ポーの初期作品を面白くないと言っていたのも意外だった。 >>175
初期から残しているクロッキー帳に、見た映画とかの記事があるんじゃないかな。 >>173
山岸さんのイタコ話は最近の話だけどね
しかし萩尾さんの母上はゲゲゲの女房見て漫画家の仕事を初めて認めてくれたけど
父上は死ぬまで表むきは認めてくれなかったんだなあ
死んでからわかって、山岸さんの口をかりて伝えるとはw
親子の関係も難しい・・・ >>168
萩尾さんは繰り返し私には少年愛はわからない、竹宮さんや増山さんが夢中になっているのが理解できなかったって書いてるんだよね
それで小鳥の巣みたいな作品を書いちゃってるわけだから、何年もヴィレンツ物語や風木を準備して来た竹宮さんや増山さんにしてみれば何それって思う気持ちもわからなくはない
朝ドラの「スカーレット」に出てきた「才能のある人は無意識に人を傷つける」って言葉を思い出した
言われた側にしてみればじゃあどうしろと言うのって話なんだけど 初期の頃、連載されていたものを単行本化された物のあとがきに、お父様の文があったように記憶しています。確か望都先生は幼児の頃、普通幼稚園児位の描く人間像の絵は首を書かず頭から肩に繋がってるが、ちゃんと首をお書きになっていたと。絵の才能のある方は幼い頃から観察力に優れてるんだわと思った記憶が。
だから、お父様に認めて貰えなかったとおっしゃていた望都先生に???とも思った記憶もあります。先生のような記憶力もない自分ですので、勝手に記憶がすり替わっていたらごめんなさい。 >>178
あ、そうでした。山岸さんイタコになるは大泉の話ではなかったですね
増山さんの「少年愛、少年愛」のおなじないや打ち上げ花火w
あの時代にゲイや少年愛に萌える若い女の子たちがどういう嗅覚に導かれたのか
大泉に集まってくるあたりも興味深かったです >>179
増山さんは昔のインタビューで「萩尾さんは少年に興味がなくて、私と竹宮がいろいろ教えた」と語ってた
増山・竹宮にしたら、自分たちのコンテンツをニワカに先取りされたみたいな気持ちがあって
そのへんのモヤっとした感情はわからなくもないなと自分も感じました >>180
確かにそういう話は記憶にあるけど、幼稚園児には無理だから、大人が手を貸したと思われてるし特別親が萩尾さんの才能を伸ばしてやろうとは考えてなかったみたいだよ 勉強第一で部活も一切禁止だったみたいだし >>181
80代のうちの母が、テレビドラマや漫画のゲイや同性愛のキャラ、ストーリーに寛容で、
漫画は読まないのに「きのう何食べた?」の主人公カップルのあり方や親との関係に興味を示していた(差別とか結婚のあり方とか興味本位ではなく)。
母は女性の同性愛ストーリーもエロくなければ受け入れるんだが、
もっと若い世代なら腐女子だったかもしれない。
女子の中にはもともと、そのへん柔軟な考えの層が居るのかもなあ。 >>183
萩尾さんはバイオリンと油絵を習っていたんだよね。
指導された可能性もあるし、姉の影響もあるかも。 >>172
> 「兄弟だから惹かれ合ったというのはダメ!少年同士だから惹かれ合うのよ!」
あの当時、「少年愛」なる「女子供のオモチャ」を産み出した輩の思考が良く解る一言ですね
リアタイで萩尾望都の物には感銘を受けても、竹宮や栗本薫のモノは絵に描いたモチにしか見えませんでした
ファラオの墓は今でも大好きですよ
いい意味で妄想力溢れる中学生の脳内劇場っぽい天衣無縫な躍動感に満ちていると思います
隠しようのないこっ恥ずかしい青臭さも含めて ギムナジウム物を先に描かれてしまってモヤる気持ちは分からなくもないけど
盗作したのでは?は取り返しのつかない言葉だよね・・・
信頼してた人からの泥棒扱いはショックだろうし、盗用は創作者生命に関わる非常に重大なこと
忘れてくれと言われたって忘れられるものじゃない 本人はこれでこの話はお仕舞いのつもりだったのかもしれないけど
とんでもない内容の本を出してしまったなと思う 関係者が皆亡くなった頃映画化とかされそうだよね
芸術家のドロドロを描いた文学作品や映像作品なんていっぱいあるし なくなった後のことはある程度仕方ないと思ってるんじゃないかな
生きている今現在、周りが騒がしくなるのが迷惑って言ってるんだし 思ったよりも生々しくてびっくりした
竹宮さんの作品が一切読めないというよりも、実際は「一切読まない」という強めの拒絶なんじゃないかな
本文にもあったけど「読んでなきゃ盗作よばわりはできないでしょ」と
まだ「トーマの心臓」が始まった時に、「竹宮さんの描こうとしている作品の盗作」という噂が出回ったと
ただ書いてあったけど、「まだ描いてない作品」の盗作なんて噂を流せるのは
竹宮・増山だと萩尾さんは思ってたと思う
「大泉解散の原因は城さんと佐藤史生さんのせい」なんて嘘を言いふらしてた前科も紹介してるし
竹宮さんから「一切忘れて、なかったことにして」の盗作呼びエピソードを全部きっちり載せるのも意趣返しのひとつで しかしいちいち本人達に「◯◯(仲違いした人)がこう言ってた!」てチクるアホって世の中多いけどノータリンにしか見えん 大泉に出入りしていた男友達の
距離をおかれてから「いい加減(竹宮を)許してやれよ」は萩尾側からしたら意味わからないよね わけもわからず傷ついた方が許してやれ(許さないのは酷い)と責められるのは違うよね そういえば何かで少女漫画の歴史の萩尾講演の文章起こしを読んだけど
色んな漫画家を具体例を挙げながら説明してたのに
竹宮に関しては「頑張った人の一人」とだけしか触れてなかったな そういえば萩尾さんがこの本の最後の方に書いてる少女漫画史の中に水野英子さんの名前が一切なくて驚いた
水野英子抜きの少女漫画史って見たことないし、萩尾さんも影響を公言して対談したりしてたのに
竹宮さんのことでメールをくれたM女史って水野さんだったのかな… わたなべまさこと牧美也子の作品の名が出てるのに、水野英子がいないのは確かに妙ではある 水野英子そんなことするようなタイプに思えない
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