千早の乗り換えとか嫌な女、とかいう人もいるけれど、
幼年のアイドルの存在と近くの男の子の存在が大きくなっていくことに矛盾はあるのかな?

千早は今でも以前とさほど変わらない程度でアイドルを好きではいる
けれど、自分と喜びや苦しみをのときを共に積もらせてきた男の子の存在に気がつき、その男の子を大切に思うようになった

それは、千早の成長とリンクしている
幼年から無我夢中で青春を駆け抜け回りの世界を知りそめ大人の扉口に立つ、その過程で起こった千早の変化のプロセス
それは、丁寧に描かれていると思う