例えば周防みたいな圧倒的強者が自らにクリーンを課したとしたら、それは自分を高める為だと理解されるし称賛される
今のところ敵なしだから
でも新の場合はまだ高みを目指す途中で名人になるには倒さなきゃならない自分より強者が存在してる(周防とか)
自分より格上が存在するのに自分にクリーンを課すなんてハンデをわざわざ背負い込むようなもので不利
そこを今回作者が突いてきている
勝利に拘らなければクリーンを貫いて散るという選択もあるが、新は勝利に拘ってる
勝利>>>>>クリーン
なのが本心であると今回示されてる
なので新が取るべき選択はどちらかひとつ
@勝利(名人になること)に拘り、クリーンを課すことをやめる、目指すべき名人象の修正
Aクリーンな名人になることを至上命題とし、クリーンな試合をしても圧倒的な強さで勝利できるよう技術を磨く
@を選べば新は高校生名人の座につき、Aを選べば名人への道のりは遠くなる(周防曰く次じゃない)
どちらも間違いじゃないと思うけど、これが末次さんが新に出した宿題だろう
勝利(実益)か美学か?これは読者も好みが別れそう
永世名人(周防)相手にクリーン(美学)守って勝つなんて考えが甘いよ?傲慢だよ?と宿題が言っている
これは読者にも問いかけてるのかも
新に何を求めるのか?名人になることか?美学を守ることか?
両方は許されない
壁(周防)が君臨してる限りは