紫苑憑依時の輪やダークサイドヘンルーカが言ってた、
アホは自爆するまで戦争するから
賢い俺らが支配して平和やる
というのが作者の本音っちゅうか、心変わりじゃね?

実際連載時の時代背景、バブル末期に流行った環境問題や不平等は省みられるべきという概念、大衆の中からの救世主願望、
それに合致して成功したのがぼく地球だった。

でも、あの時代を経て今はどういう世の中になったか。
敵は国家でなく闇商人。しかし対立するのは凡人と凡人という一億総負け組が目下の課題となってきたところ、
成功漫画家が描いた「平和を愛する好戦的天才芸能一家」は、大衆が一番嫌う上級国民になってしまった
ローンが辛いとかニートが辛いとか精一杯読者に寄り添っているつもりなんだろうけど。