>>39
そうなんだよ。
普通、刀匠と研師は全く別の存在であり、きっちりと分業がなされている。
代々の刀工、代々の研師の家系は存在するが、両方の仕事を兼務している例はない。
というか、そんなこと、あり得ない。

刀匠の家に生まれ、研ぎだけはマスターしたという主人公のキャラづけが不自然で、正直、シラけた。
視点や話は面白いのに。
研師の旧家(たとえぱ本阿弥家)の御曹司、という設定で十分なのにね。

ちなみに、
刀匠が最後の仕上げとして、簡単に刀身を研いで刃紋を見る、「鍛冶押し」という工程があるけれど、それは研師の
仕事とは全く別の作業。

知ったか御無礼。