「将来の首相候補」と呼ばれていた加藤紘一元幹事長の事務所代表に、平から1億5000万円もの裏金が渡っていた事実が発覚したのだ。

この裏金が渡ったのは、加藤紘一が自民党幹事長として権勢の絶頂にいた97年6月ごろである。違法なカジノ賭博店への出入りが発覚することを恐れた平が、佐藤にもみ消しや捜査情報の収集を依頼、その謝礼の意味があったと報道されている(02年1月11日付読売新聞)。
https://www.mynewsjapan.com/reports/951