年間約600万人が訪れる観光都市「長野市」の玄関口・JR長野駅。多くの人が
行き交うその駅前広場近くに、静かにたたずむ小さな碑がある。「日朝親善の
石碑」と呼ばれるその碑は、総聯長野県本部が県下に住む同胞たちの
朝鮮への帰国を記念し、1960年、長野市に「玉いぶき45本、高麗芝143u
および中央広場に敷く玉砂利を寄贈」(「日本と朝鮮」長野県版、1960年7月25日
付)したことから、当時、植樹記念碑として設置されたものだ。以降、朝・日友好の
シンボルとして、現在まで同じ場所にあり続けている。

“百聞は一見に如かず”の精神/長野・日朝連帯運動の歴史に学ぶ
https://www.chosonsinbo.com/jp/2022/02/09-44/