【兵庫】5年間で地価が下がった市区町村ランキング、3位「神戸市長田区」2位「北区」1位は…

灘区、東灘区を筆頭に兵庫県で地価が上がった市区町村の上位は神戸市内の区でした。では地価が下がった街はどこでしょうか?

ここでは、令和3年に発表された国土交通省「都道府県地価調査」より、兵庫県の10万人以上の人口がいる市区町村の、地価が下落した市区町村ランキングを発表します。

2位は「神戸市北区」

2位は神戸市最大の区「神戸市北区」。1973年に同市兵庫区から分区された比較的新しい区で、東は三田市近接のニュータウンから有馬温泉を経て須磨区近接のニュータウンまで広がり、面積は神戸市の約4割を占めます。

神戸は港町として有名ですが、北区は西区同様、海がない山間の区。山の合間にニュータウンがいくつもあり、バブル時代には大変人気を博しました。

神戸市北区の地価下落要因も三田市同様、ニュータウン人気の凋落といえます。都心回帰が神戸市でも顕著となり、公共交通での移動が「新開地」駅(神戸市兵庫区)始発の神戸電鉄並びにバス頼みとなる不便さからも人口の減少が続いています。