【閉会式】東京五輪閉会式の式典チームが会見「とにかくカオスを作ろうと」
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東京五輪の閉会式が8日に行われ、開閉会式のエグゼクティブプロデューサーを
務めた日置貴之氏らが閉会式後に会見。同氏は「事故もなく閉会式を迎えられた
ことをうれしく思っている。いろんなことがあった1か月、力を合わせてみんなで大きな
船を目的地までにたどり着けることができた。関わったスタッフの一生懸命良いものを
作ろうという思いの結晶。まずはホッとしている」と語った。
閉会式は選手の入場後、「東京スカパラダイスオーケストラ」の演奏でスタートした。
振付を担当した平原慎太郎氏はコンセプトを大会全体と同じ「ダイバーシティ&インク
ルージョン(多様性と調和)」に設定したと説明。ダンスやパフォーマンスは「とにかく
カオスを作ろうとした。自分の中で社会はカオスだろうというのがあって、その中で秩序を
見いだすのも社会の取り組み。まずカオスを作り、それを秩序化させていくプロセスを
1つの音楽でみんなで楽しむ」との狙いで企画したという。
 その上で、東京スカパラダイスオーケストラの演奏を引き合いに「違う楽器が1つの
音楽となってるように、あの場所もそうなることを目指して作った」と手応えを示した。