3人の女装が集落を訪れた。

しばらく歩いたらすっかり夕暮れ。煌々と”営業中”の文字が輝く喫茶店が目に入る。
軽食や飲み物で休憩しようとする3人。
表のメニューサンプルを見て盛り上がる3人。「わー エビフライ美味しそー」 「食べよ食べよ」
すると・・
「ごめんなさい、もう全部売り切れなんです」
「・・売り切れ? え、飲み物も?」
「飲み物も全部売り切れなんですよ」
「・・そうですか」

行き場を失いしょんぼりする3人。
しばらく歩くとまた別のカフェが。

ホットケーキやあんみつなどがディスプレイされている。
意気揚々と二階のカフェに階段をあがっていくと
「すみません、もう閉店なんです」と中から声が。

「街中に警報みたいなのが出てるのかも」
「街がザワザワしだしたのアタシ感じたもん。・・奴らが来るって」

スマホで調べて別の店に連絡をとると
「・・来てもいいですけど、難しいと思いますヨ 交通渋滞で」

困惑しながらも繁華街の灯に向けて歩き出す3人、すると
パッ!  パッ!
3人が近づくと店々の明かりが消えるのだった