後輩”の明菜が聖子を意識していたかと思いきや、実際は全く逆だったという。 

「聖子は本当に負けず嫌いで、明菜に“負けたくない”という意識が強かった。明菜のレコードの売り上げや出演番組を知りたがっていたという報道もありましたが、実際にそう言っていたとしても不思議ではありません。同時期に資質の違う明菜というライバルがいたことは、歌唱など芸事の面でも聖子にとって絶対にプラスだったと思います」(同前) 

「中森が聖子さんを意識したことは一切なく、本人にすれば“なんで比較するんだろう?”という感じだったと思います。完全に“松田聖子”を演じることができるのが聖子さんで、一方、中森は古くさいアイドル像に不満を持ってセルフプロデュースを始めた。大衆が求めるものを本能的に理解できる聖子さんに対して、中森はその大衆を裏切ろうとしていた」 

 何もかも対照的な2人だからこそ、国民を二分する人気を得られたのだろう。 

https://news.yahoo.c...2dccae7ac1136b358fa0