中国からバイデン氏息子への送金、財務省が確認

 米民主党大統領候補のジョゼフ・バイデン氏は、9月29日夜の討論会で、自身が副大統領の時に、
弁護士の息子が腐敗したオリガルヒ(富豪)や中国共産党から多額の金銭を受け取ったことを
はっきり否定した。だが、財務省の資料には、ハンター・バイデン氏が金銭を受理していたことが示されている

 トランプ大統領は、ハンター氏がロシアやウクライナ、中国から金銭を得ていた問題を取り上げ、
腐敗した者たちがバイデン副大統領とオバマ政権を買収しようとしたことを示唆した。

 トランプ氏は「誰かがモスクワ市長から350万jを受け取った」と追及した。

 これに対し、バイデン氏は「事実ではない。その報道は完全な誤りだ」と主張した。

 上院国土安全保障・政府問題委員会の共和党報告書によると、トランプ氏の主張は正しい。
ただ、お金を払ったのはモスクワ市長ではなく、その妻だ。モスクワ市長の妻は汚職で億万長者の
地位を手に入れたと、米政府は疑っている。

 ハンター氏は、エレーナ・バトゥーリナ氏から1度の送金で350万jを受け取った。
上院報告書によると、バトゥーリナ氏は、夫(故人)を通じて受注を獲得した違法な建設契約によって
億万長者になったという。

トランプ氏は「あなたが副大統領の時、ハンター氏はウクライナ、中国、ロシア、さらにその他の
さまざまな場所で富を築いた」と主張した。

 これに対し、バイデン氏は「それは事実ではない」と答えた。

 上院報告書の財務省資料によれば、それは事実だ。

 バイデン親子はハンター氏の投資会社が10億jを受け取ったという報道を強く否定している。

 だが、上院報告書には、ハンター氏とさまざまな中国企業の間には幅広いつながりがあり、
数百万jの送金があったことが記されている。

https://vpoint.jp/world/wt/177242.html