>>905
ハイター(次亜塩素酸ナトリウム)も次亜塩素酸水も、どちらも塩素の殺菌力を利用してるのは同じ。

ハイターは塩素を安定的に放出させるために水酸化ナトリウムを混ぜてるんだけど、
水酸化ナトリウムは強アルカリ性だからタンパク質変性作用が強くて人体に危険だし、
水酸化ナトリウムは揮発しないから乾いたあとも成分が残留するの。
だから吹きかけたあとは必ず水拭きが必要になる。
その代わり、安定してるから保管しやすいし長期間殺菌力を保てる。

次亜塩素酸水は、水酸化ナトリウムが含まれていないし、
有機物に触れるとすぐに失活するから人体への安全性が高い。
その代わり、安定してないのですぐに効力を失う、長期間保管できない、吹きかける表面にゴミやホコリがあると殺菌効果が落ちる
などのデメリットも多いので、素人には扱いにくい。

だから使いやすくて安全性も高いアルコールがメジャーだったのよ。