タイトルの「寒水魚」は、熱帯魚をもじった中島みゆき自身による造語である。

1981年に発売されたシングル「悪女」の大ヒットに相乗する形でセールスを伸ばし、
1982年年間アルバム売り上げ第1位を記録した。
また、第24回日本レコード大賞の'82アルバムベスト10にも選ばれ、
日本レコード大賞最優秀アルバム賞を受賞した。

· プロデュースは中島本人の手による。
アレンジャーは青木望、後藤次利、松任谷正隆の3人。

· 40枚以上に及ぶ彼女のスタジオ録音アルバムの中で、
最もセールス的に成功した。
また、それ以外に発売されたカセットテープやCDなどといった各フォーマットの売上と合計した総数は約82万枚に及ぶ。
1983年にキャニオン・レコードよりCD化されており、現行盤のCDは2018年にヤマハミュージックコミュニケーションズから発売されたもの(アートワークが変更され、デジタルリマスタリングもされた)。