外国人患者が増加の医療 現場が対応に苦慮
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190506-00000007-mai-soci

◇診療費の未収金が発生 対策も急務
厚生労働省が3月末にまとめた調査結果によると、昨年10月の1カ月間に外国人患者の受け入れ実績があった全国1965病院のうち、18.9%の372病院で診療費の未収金が発生していた。
1病院あたりの未収金件数は平均8.5件で、総額は平均42.3万円に上り、100万円を超える病院もあった。

留学や仕事で長期在留する外国人は日本の公的医療保険の加入が義務づけられている。
一方、観光や親族訪問を目的とした訪日外国人は全額が自己負担で、在留外国人の未収金が平均2万2917円だったのに対し、訪日外国人は平均4万9709円と倍増していた。

国は、キャッシュレス決済や前払いの普及などを未収金防止策として示している。