>>724
大学で琉球史とってたんだけど、沖縄の人の頭骨を縄文人、弥生人のものと比べると、ほぼ弥生系の特徴が見られるらしいわ。縄文的な彫りの深さはないんですって。
ではなぜ沖縄の人の顔は濃く見えるのかというと、紫外線を避けるためか、眉のあたりの肉付きがよく発達してるそうよ。

コーカソイド的な骨の凹凸じゃなく、弥生人的な平たい顔に、筋肉や脂肪で凸凹がついたのが沖縄人の特徴なんですって。
あなたが書いたように、揚子江から九州に渡った民族が、さらに枝分かれして南方に下って行ったと考えられているらしいわ。

ついでに、魏志倭人伝に出てくる邪馬台国=「倭国」「倭族」はもともと揚子江あたりに住んでいた人々を指す名称だったらしいけど、その民族はいつの間にかいなくなっちゃってたんですって。
で、100年くらい経って、卑弥呼が魏に朝貢したときに、言葉とか刺青の習慣とかが似てる部分が多かったから、魏の人たちは、倭族が東の島に移住したのだと解釈して、そのまま「倭国」という名前をつけたって話だったわ。