―実は日大アメフト部は学年ごとに25名の特待生枠を持っている。
篠竹監督の天皇ぶりに業を煮やした日大系の附属高校アメフト部監督たちは、
選手を他大学にやるようになった。
生涯独身を通す篠竹監督は、毎晩のように合宿所で選手相手に麻雀をし、
連戦戦勝でかなり稼いでいる。
文理学部教授である篠竹監督は、体育実技の講義を4年生部員にまかせている―。

その他、活字にはできない噂話もあった。真偽のほどはともかく、
そういった情報が飛び交っていたのは事実だった。

「篠竹監督の金銭疑惑が表沙汰になったこともありました。
入学後に新入部員に献金を強要したと、退部した部員がマスコミに暴露したんです。
2年前にチーム史上初の入れ替え戦に出場したのは、
篠竹監督の横暴さに耐えられなくなった部員たちが脱走し、
チームが弱体化してしまったため。
とにかく、日大アメフト部は、他の部と違って異常でした。
選手たちの父母たちが交替でグラウンドに足を運び、
フルーツを用意するなど身のまわりを世話していた。
監督にゴマをするためでしょう。
グラウンドにあるクラブハウスも大学側の許可を得ず、
勝手に父母たちが建ててしまった・・・」
とは大学関係者の話。

ともあれ、篠竹監督の退任で
名門・日大アメフト部は生き返るか−。

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カネとヒマがあるお家のコだけ
アメフト部になれるのね・・