横からごめんなさい。
デビュー当時のまだ色々順調だった時期までは、4人の関係は良好だった。
デビュー前の長いレッスン期間で苦楽を共にした4人だものね。
イジメなんてなかったかと。
ところがレコード会社のリバスターが、パッショネイトユミコとファッショナブルサオリを引き抜く作戦に出たのね。
若くて可愛いユミコと美形でアクロバットが得意なサオリが有望株と判断されたの。
セイントフォーの事務所は、応募者達から多額のレッスン料やオーディション料を巻き上げて運営する悪徳事務所だったんだけど、デビューさせたセイントフォー(の親達)からも活動費としてこれまた多額のお金を出させていたの。逆にギャラはわずか。
そんなつらい状況の中での引き抜きデビュー話は渡りに船。
ユミコはこの誘いに乗り、脱退。
サオリは悩んだ挙げ句、仲間を捨てられないと残ったのね。
ユミコの裏切り?にエキサイティングユキエとドラマティックノリコは激怒。以降、絶縁関係に。
事務所VSレコード会社の対立になり、以降、セイントフォーはレコードが出せない状態に。
それ以降、どんどん凋落してドロドロの天開になり、解散に至ったのね。
セイントフォーのいた環境は本当に過酷だったから、ユミコの気持ちはよくわかるわ。
私としてはサオリと一緒に脱退していい環境で再デビュー、幸せになってほしかったわ。