羽生ファンはスポーツのあり方を変えた


羽生ファン独特の“流儀”に世界も注目 くまプーシャワーに仰天、他国の国旗も持参 平昌五輪
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180219-00000016-ykf-spo

ラトビアのデニス・ヴァシリエフス選手が登場したときのこと。場内のあちこちでラトビアの国旗がはためいた。
双眼鏡で確認すると、意外にも振っているのは日本人らしき女性たちだった。

 五輪には、小国やスケートが盛んでない国の選手も参加している。
そういう選手たちが孤独を感じないように、彼らの国旗を掲げて応援しているのだという。
“羽生以外は無視”ではない。温かい空気がそこに流れていた。

 米国のスケート専門メディア『アイスネットワーク』は、米ボストンやフィンランドのヘルシンキで、
日本のファンが日の丸だけでなく他国の国旗を持参していると紹介。
「素晴らしいスポーツマンシップだ。国際スケート連盟は日本のファンに
『ドウモ アリガトウ』と何度でも感謝すべきだ」と絶賛している。

 国内で行われる大会では、出場選手全員の国の旗を持ってくるファンも数多い。
これぞ羽生ファンの“流儀”だ。

 こうした羽生ファンのフェアプレー精神は、羽生自身の姿勢に則ったものといえる。