釜山(プサン)・金海(キムヘ)空港で航空機が離陸するため滑走路を移動中、乗客が乗務員に暴行を働き、航空機が駐機場に引き返す事件が発生した。

15日の午後4時45分に釜山・金海空港から日本の大阪に向かう予定だったエア釜山122便内で、乗客だったキム某容疑者(34歳)が女性乗務員をグーで殴り、首を締めた疑いなどで警察に逮捕された。この報告を受けた機長はすぐに駐機場に引き返した。

韓国籍の在日僑胞であるキム容疑者は警察の調査で、「乗務員が自分の荷物を手渡す過程で手の甲を引っ掻き、火が起きて(頭に来て)暴行を加えた」と供述した。

この事件で、航空機に乗っていた乗客180人余りが50分遅れで出発する不便を強いられた。