障害ある弟(55)を兄(60)が包丁で殺害後に自殺か 兄の胸にさし傷/所沢

19日朝、埼玉県所沢市の住宅で60歳の兄と障害のある55歳の弟が血を流して倒れているのが見つかり、死亡しました。警察は現場の状況などから兄が弟を包丁で刺して殺害したあと、自殺したと見て詳しい状況を調べています。

19日午前7時半すぎ、所沢市上山口の住宅の2階の部屋で、兄の山之内巧さん(60)と弟の豊さん(55)が血を流して倒れているのを2人の82歳の母親が見つけて警察に通報しました。2人は病院に運ばれましたが、死亡しました。

警察によりますと、弟は布団がかかった状態で、胸に包丁が刺さっていたほか、兄の胸にも刺し傷があり、包丁が近くに落ちていたということです。弟には障害があり、平日は、市内の障害者施設で過ごし、週末などは自宅で過ごしていたということです。

警察は、現場の状況などから兄が弟を包丁で刺して殺害したあと、みずからの胸を包丁で刺して自殺したと見て詳しい状況を調べています。

配信9月19日 17時01分
NHK NEWS WEB
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170919/k10011147911000.html