元徴用工問題 ムン大統領は解決済みの立場 韓国大統領府

太平洋戦争中に日本の工場で働かされた韓国の元徴用工の問題をめぐり、日本でムン・ジェイン(文在寅)大統領の発言への懸念が強まる中、韓国大統領府は、大統領は日本政府と同様に、日韓請求権・経済協力協定によって解決されたという立場だと説明しました。
韓国大統領府によりますと、ムン・ジェイン大統領は、25日に行われた安倍総理大臣との電話会談で、太平洋戦争中に日本の工場で働かされた元徴用工の問題について、「歴史問題が両国の未来志向的な関係発展の足かせになるべきではない」と述べました。
これに関して、大統領府の当局者は記者団に対し、ムン大統領は日本政府と同様に、徴用工問題は1965年の日韓請求権・経済協力協定によって解決されたという立場だと説明しました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170825/k10011112321000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_004