0817陽気な名無しさん
2018/04/01(日) 20:15:06.42ID:samoTWcR0『枕草子のたくらみ』
http://webronza.asahi.com/culture/articles/2017080100001.html
>一方、権力者や権力に靡(なび)いた者への不満は書かず、定子崩御への言及もない。いわば「日常の些細な事柄ばかり」に見える記述こそ意図的であり、定子を永遠に人の記憶に留めるための「サバイバル戦術だった」と著者は説く。
「いとめでたき」皇后を伝えるため、清少納言はこのように《たくらみ》つつ、仕えた7年の歳月を『枕草子』という「作品」に仕立てた。それほどまで、定子を愛したと言えるのかもしれない。
主人を魅力的に伝えるため、作者自身「道化」にもなった。