読書するゲイ [無断転載禁止]©2ch.net
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本好き、読書好きのキミ、情報交換しましょう。
今読んでる本、積んでる本、読みたい本、稀観本、などなど。
純文学からマンガ、美術書、エロ本、何でもござれ。
読書に向いてるカフェや、素敵な古書店、古本祭り、ブックフェア情報もお待ちしております。 あたしの積ん読山も相当だわ
でも気になる本があったら絶版にならないうちにと思って買ってしまうの
読みたい本が沢山あるって幸せなことね >>359よっ。萩尾さんお薦めのSF リスト挙げた者だけど、遺漏があったので、残りを記しておくわ。蛇足だけどすまそよ。
オースン・スコット・カード「道を視る少年」
アン・レッキー「叛逆航路」
ちなみにあたしはまだ1冊も読めてないわ! >>440
黄金風景読んだわ! 青空文庫でw
いいお話だったわ〜
教えてくれてありがとう >>444
いいでしょ、あれ
あたしが好きなのは、下女の肩口を蹴飛ばしたはずなのに
顔を押さえて「親にも蹴られたことはない」と泣く場面よ
あそこでいつも大笑いするの >>445
あそこで!? なんでよw
わたしがよかったのは「負けた、負けた、」のとこ
ああ〜こういう時期あったわぁって共感できたわ〜 >>446
普通はそこでいいのよ
人間の情けなさ、弱さを書かせたら上手いわよね>太宰
でも本筋と関係ないとこで笑えるのはあれなの
「親にも顔を踏まれたことはない、一生覚えております」
とガバッと泣き伏したところ 森茉莉のエッセイ「貧乏サヴァラン」は何かゲイの感性をくすぐるところがあるわ。 >>448 森茉莉ね!昔ドッキリチャンネルを読んだわ。姐さんお薦めのも読んでみるわね。
活字に疲れて、水木しげるの「河童の三平」を読んでるわ。傑作よ! 森鴎外の子供達の名前はハイカラよね
オットー、ルイ、マリ、アンナだったかしら 鴎外だからハイカラだけど、そこらにいたらただのDQNだわ!? そうね。普通にキラキラネームだわ。
文豪の子息たちだからフィルターがかかるわね。 マックスさんもいたわ
文豪だからってより、志があるかどうかよ
ドイツでも通用する名前を、ってことでしょ まあ文豪フィルターはあるかもしれないけど、騎士と書いてナイトみたいな今時のDQNネームとは違うわね
実際お子さん達は皆さん立派にご活躍なさったわけだし そもそもキラキラネーム自体そんなに騒ぐことじゃないのよ。鴎外の子供だけ特別ってことはないわ。
名前からその子や親の人格を判断しちゃう方がよっぽどおかしいわ ねえ、又吉の小説ってどうなの?
アタシ、又吉と村上春樹は意地でも読むまいと思っているんだけど。 村上春樹は代表的な奴は読んでるけど、結局何が言いたいの?って聞かれたら全然分かんないわ。 >>455
>名前からその子や親の人格を判断しちゃう方が
子供は与えられただけだから判断のしようがないけれど
その名を与えた親の精神状態はいろいろ深読みしたくなるわ。
古い話だけれど我が子に「悪魔」と名付けた親とかね。 又吉、火花しかまだ読んでないけど悪くないわよ?
ラストは微妙だけど
ただ今回のセカオワにしろ、出版社が味をしめた感じなのはイヤね 火花のラストは気持ち悪くて読後感よくないわね
味をしめたって、もともと賞は半分広告でやってるって公言してるわけだから
それはそれでいいのよ だったらどうして僕にはくれなかったんですか!?(水嶋ヒロ) >>459
> 古い話だけれど我が子に「悪魔」と名付けた親とかね。
いたわねぇ。平仮名にすれば受理してもらえるだろうだろう思って、「あくま」にしてもう一度役所に届け出たのよね。
その時の赤ちゃんはその後真っ当な人生を送れてるのかしら。 鴎外より森茉莉の方が文才があるって感じ
なんか感動的なSF読みたい、おすすめある? ザマァみろってのはその子の親に対しての言葉よ。念のために言っておくけど。 >>457
村上春樹って人は小説を書くテクニックが凄いから
本来、エッセイ程度で済ますような戯言をなんたらかんたら小説の形にしてしまうのよ >>465
あたしSFは好んで読む方ではないけど『リプレイ(ケン・グリムウッド)』はとても良かったわ
タイムトラベル系の物語よ
新潮文庫だから手に入れやすいわ >>466
>ザマァみろ
自分とはまったく無関係な相手を「ザマァみろ」と思う精神状態が理解できないわ。 何年も逃亡を続けていた連続殺人犯が捕まった、みたいなニュースを見ても「ザマァみろ」と思っちゃいけないのね。自分とは全く無関係な人だ相手だ
から。
去年和田アキ子が紅白を落選した時、「ザマァみろ」と思っちゃったけど、それも駄目なのね。自分とは全く無関係な相手だから。 「無関係な人だ相手だから」になってたわ。471とちょっと関わりを持っちゃったから、「ザマァみろ」と言われちゃうのかしらww 自分には合わない作家だと思って読んだことのなかった片岡義男。ふと気が向いて青空文庫にある作品を読んでみたら、結構好みだった。 『さよなら、田中さん』って作者14歳なのね。すごいわ。 その凄さが続くかどうかが問題ね。
「神童も二十歳過ぎればただの人」
という言葉もあるしw 綿矢も比喩表現とかを楽しむ人よね
ストーリー自体はどんどん陳腐になってると思うわ アタシ、なぜだか井上靖はノーベル賞受賞者だとずっと思い込んでたわ。
もちろん、小説は大好きよ。
特にしろばんばは生涯を通じて何度も読み返したい作品よ。 谷崎や三島がもうちょっと生きてたらそっちがノーベル賞とって
川端にはいかなかったかしら
三島の「憂国」ってエロくていいわね そうね、高校の時の国語の教師が、本来は川端より三島がノーベル賞を取るべきだったと言ってたわ。
アタシは三島も好きで、やはり高校の時に青の時代を読んだときは、大げさだけど神の書いた小説だと思ったわね。
豊饒の海の四部作、特に春の雪が好きだし、あとは地味だけど宴の後、近代能楽集も好きよ。
仮面の告白に関しては、このスレのみなさんにとってはいまさら語るべき作品ではないわね。 ノーベル文学賞なんて、三島が取っていない時点でどうでもいいものなのよ
平和賞と同じくらいくだらないわ 私高校時代に『潮騒』と『金閣寺』を読んで、「さっぱり分からん」と思って、そのまま投げ出したままだわ。
市川崑の映画も見たけど何が何やら。
もう一度読んでみようかしら。 三島由紀夫は、出来れば旧字体・歴史的仮名遣いの原文で読むのをお薦めするわ。単行本か全集にあたるしかないけど…。 >>476
「湾岸道路」はお読みになった?
読んでないならトライしてみるといいわ。ビックリするからw >>490
>>491
読んだことないし、ものすごく興味を惹かれたけど、今は古本かkindle本でないと読めないのね。 図書館も新刊が山のように出るから古い本の置き場はどんどん無くなってるわよね >>493
図書館にあるかも確認したんだけど、書庫入りしちゃってたのよ。
書庫入りした物を出してもらうのは何か気が引けるのよねぇ。 >>495
機械が勝手に運んでくれるんじゃないの? >>496
そんなハイテクな図書館じゃないの。図書館の人に頼んで書庫から持ってきてもらうのよ。
それより、今時の図書館て書庫にある本を機械が運んてくれるの?ちょっとした衝撃だわ。 >>495
図書館の本は書庫入りした本の方がキレイだったりするわ。
昔の人の方が、本の扱いが丁寧だったのかしら? >>495
その気持ちちょっと分かるけど誰も請求しなかったらしまってある意味ないじゃない! >>497
どういう仕組みか知らんけど、近くの図書館は、パソコンの検索画面からボタン押すと、書庫からベルトコンベアーに乗って本が出てくるわ。 >>495
え、図書館司書に気を使ってるの?
彼らの仕事よ。書庫本請求すると喜んでる(気がする)わ。 これが古い大型本の扱いの難しいものなら気の毒にも思うけど、
小説の単行本一冊だけでしょ?
そんなのスッと持ってきてくれるわ
>>499の言うとおりよ >>501
そうだよね、司書だって仕事なんだから
本の請求があると嬉しいと思う。
495が言ってることって本末転倒
というか、ピントがズレてる。
ズレまくりw 以前戦前発行の本何冊か借りたけど、普通に出てきたわよ?
東野みたいに1タイトルだけで50冊も入荷してんのに、はみ出たのはどうしてるのかしら? >>486
またクセのあるものから読んだのねw
この板の住民なら、三島なら何と言っても、禁色をまず最初に読むべきだわw
三島姐さんの全作品の中で、三島本人が一番ノリにのって筆が進んでいるのがよく分かるわ、
主人公に自分を投影しまくって、美青年、美少年、旧華族、下町の男の子、
外国人とありとあらゆるイケメンと主人公がヤりまくる話よw
主人公と書いたけど、そもそも序盤は老作家が主人公で、この絶世の美青年は脇役で記号的なキャラだったのよ。
それが、美青年が夜の日比谷公園に足を踏み入れたら大発展場だったあたりから、
臨場感溢れる表現で三島姐さんならではの美文が生々しく描写していくんだけど、
これとか銀座のゲイバーに足を踏み入れるくだりは、絶対三島姐さんの実体験が反映されているわw
途中からは老作家は登場すらしなくなり、美青年が完全に主人公になって、
三島姐さん本人の願望がいかんなく発揮されて男とヤりまくるのよw
個人的には、自分に目がハートの美少年クンを、一度ヤった後にその子の髪を剃り落として、
クリクリの丸坊主にさせたあたりがツボだったわ。
自分は、町田啓太を主人公の顔に想定して読んでるわ。
昔は坂口憲二だったけどw
なお、禁色の次はもちろん、仮面の告白よ!
これがまた、逞しい人力車の車夫の半裸で勃起する等、おまおれな描写のオンパレードなんだわw ずっと興味はあったけど結局読んでないわ>禁色
>老作家が主人公で、この絶世の美青年は脇役で記号的なキャラ
「ヴェニスに死す」みたいな設定ね 皆さんは今年は面白い本に巡り会えたかしら?
あたしは『偽りの名画』が面白かったわ
美術とミステリー両方とも好きなのでとても楽しめたわ
来年はこういう本をもっと読みたいわ >>506
禁色は本当に面白いから、是非読んでみて!
ゲイなら、主人公に自分を投影して、主人公が男とヤりまくる度に自分もヤってる気分で興奮するわw
最初のプロットでは、きっと老作家が女に美青年を使って復讐する話を書こうとしたんだろうけど、
美青年が、美少年に色目を使われたり、発展場に足を踏み入れゲイ達の注目の的になるあたりから、
気がつくと三島姐さん本人が美青年と一体となって、男とヤりまくる話になったのよねw
これと、江戸川乱歩の孤島の鬼は、ゲイ描写が生々しくて本気で面白いわ。 三島は禁色、仮面の告白、午後の曳航、青の時代みたいな下世話なのが面白くて
豊饒の海シリーズは退屈で読むのが苦痛だったわ
変に芸術性を狙わない方が良かったと思う あら、私は「音楽」がいちばん好きよ。
でも三島ファンにそれ言うと「ハァ?」って反応されふ >>509
あれはそういう目線で読むものでは無いと思うわ色々と あたしも音楽好きよ!
美しい星、絹と明察も良かったわね
夏子の冒険とか夜会服みたいな軽いものが意外につまらなかった
あと三島はエッセイが面白いわね >>510
これ、まるであたしだわ。
午後の曳舟なんて、覗き見する子供も、母の相手するマッチョもどちらも三島さんみたいで楽しめるの。もうホモ臭全開で一番好きだわ。 オスカー・ワイルドのドリアン・グレイの肖像
お忘れでは? 平成版の細雪の映像化、名作への冒涜だからやめて欲しいわ。
昭和の市川作品は衣裳にもたっぷりと金をかけ、まだ作品になんとか耐えられる主役クラスから脇役クラスまでの女優や俳優がいたから許せたわね。
でも平成版も、もしラストを下痢で締め括ったならそこだけは評価するわWWW 「禁色」読もうかしらと思って、
本屋さんを覗いたら、
文庫本で900円もするのね。
ホント、文庫本も高くなったわね 最近は雑誌も1000円ぐらいするもんね。読みたい記事がたくさんないと買う気にならない。 >>520
あのラストは驚きよね
あたしは雪子が本当に嫌いなキャラだったのでザマミロと思ったわ >>.520
確かに細雪って映像化は難しいわね。
ところで、日本の美術系の雑誌に良いのがないわ。
「和楽」はつまんないし、「芸術新潮」は日本はあんまり特集ないしね。
つくづく至文堂の「日本の美術」が良かったと思ってる。
古い号は、造本が悪くて壊れちゃったけど。 三島関連見てたら、三島の恋人(女性)と仲が良かった岩下尚史って人がhitしたわ。たまにテレビに出るあのヲンナよね。権威とは思わなかったわ。 >>521
ええ、自分も新潮文庫の持ってるけど、そりゃ高くなったわね…。
まあ分厚いけど、面白いからすぐに読めたわ。
つーか、主人公がヤる場面で自分もシコッてたわw
ゲイにはオナニーネタにも使えるから、損はしないわよw 中二の夏に「仮面の告白」を読んで衝撃を受けたわ
その後「禁色」「美徳のよろめき」「豊饒の海」と三島姐さんの世界にずるずる引きずり込まれていったの
近所の図書館に旧字の全集があったから既に読んだ作品も含めて完走目指して読み耽っているわ >>525
太陽という雑誌はどうかしら?
新刊を本屋で買うと高いけど、ブックオフに結構いいのが並んでたりするわよ。 >>525さま
ありがとう。
太陽は、今は別冊しかないけど時々買っているわ。
お正月は、大掃除で納戸でみつけた
桂本万葉集の複製の読解に挑戦してみるわ。
万葉集の卷4の残欠本だけど色変わりの下絵付料紙で、
仮名文字がとても美しいの。
100年近くたった古い巻子本だけど、大事にするわ。 本当、凄いわね。
なんだか京都の冷泉家みたいだわ。
家柄も頭も良い方なのね。 そうね…。けどわたしも、わたしなりのレベルで書を楽しんでいくわ。
今年はあんまり冊数をこなせてないんだけどベスト3を挙げると以下ね。
1.『希望をつくる仕事 ソーシャルデザイン』ソーシャルデザイン会議実行委員会
2.『闇ネットの住人たち デジタル裏社会の内幕』ジェイミー・バートレット
3.『世界性生活大全』桐生操
あら、こうして見るとノンフィクションばかりだわ…。小説もある程度読んでたのに。 あら、貴方だって十分に知性を感じさせる素晴らしい方じゃない!
活字離れの時代に、たとえどんな趣味やジャンルでも読書を愛する人はみんな素敵と思うわよ。 ありがとう。お恥ずかしいわ恐縮よ。
訊かれてもないのにベスト3なんて挙げちゃったけどぜひ皆さんの2017年のお気にもうかがいたいわ。
大晦日だし。 退官された大学教授の私塾みたいなのに通ってるんだけど、「大学教授でも専門分野以外の外国語文献はなかなか読めないよ」とおっしゃってて驚いたわ。
未知の分野で読みたい文献があったら、既に日本語訳がある同一分野の文献を読み込んで、それから読むと読めるんだって。
大学受験レベルから全然進歩がなかったんだけど、同じようにやってみようかしら。 >>535
2017年に発刊された本ではないけれど…
1.鳥類学者 無謀にも恐竜を語る 川上和人
まあ、タイトルの通り、恐竜から進化した鳥類を専門とする学者が、
その先祖の恐竜をいろいろと推測する本なんだけど、
ウルトラ怪獣のゴモラやお菓子のキャラのキョロちゃんまで飛び出す
捧腹絶倒の本だったわ
2.宇宙はなぜこのような宇宙なのか 青木 薫
「人間原理」「マルチバース」このようなものについて知りたくて
同時期にそれをテーマにしたものを数冊読んだけど、
これが一番わかりやすく、面白く読めたわ
この本ではないけど、マルチバース理論を初めて知ったときは
雷に打たれたようなショックだったわ
3.洞窟ばか 吉田 勝次
ラスコー洞窟展というのを見て、
それ以前から洞窟壁画には興味があったけど、さらに知りたい欲が湧いて
そこからたどりついた一冊。
壁画とはまったく関係ない、洞窟を冒険する内容なんだけどね。
番外.甲子〇の負け方、□えます。
高校時代の同級生が執筆した本ということでw
元旦
何を読もうかすら
漱石「彼岸過迄」本棚から出してみたけど ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています