【音楽】「ピンク・レディー」ケイ、ソロ転向後初の阿久さん作品 21日新曲発売
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 「ピンク・レディー」のケイこと増田惠子(60)が、ソロ転向後初めて、恩師の故阿久悠さんの作詞による新曲を21日に発表する。
スポニチ本紙の取材に応じた増田は「巡り合わせや縁を、凄く強く感じます」と話した。

 新曲はダブルA面シングルで、14年に加藤登紀子(74)が作曲し発表した「富士山だ」のカバーと、未発表詩に加藤が曲をつけた「最後の恋」。
シングル発表は05年「奇蹟の花」以来13年ぶり。

 82年にソロになり過去のイメージを払拭(ふっしょく)したい一部の意向もあってか、阿久作品とはなぜか巡り合わせがなくなった。
縁を結び直したのが加藤。昨年4月に増田のコンサートを観覧し
「何で歌って踊らないの!あなたはピンク・レディーのケイちゃんだということを忘れては駄目」と「富士山だ」を贈った。

 詩は、日本一の名峰を愛した阿久さんが、「富士山」「富士」という単語を計40回以上用い、真っすぐに思いを表現。
加藤による明るい曲が特徴的で、高く掲げた腕を富士山の稜線(りょうせん)を描くように振り下ろす、ピンク・レディー時代を思わせる振り付けも印象的だ。

 阿久さんへの感謝は忘れたことはなかった。13年に東京・長谷寺に墓が建立されて以来
「毎年命日に会いに行き相談をしたりしていた」と語り「気持ちが届いたのかなと思います」と神妙。

 静岡出身だけに「地元の誇る山の曲を歌えるのもうれしい。富士山静岡空港で流れたらいいな」とほほ笑んだ。

 ≪「詩の素晴らしさがより分かってきた」≫ピンク・レディーと阿久さんは昭和50年代前半「ペッパー警部」「UFO」などを大ヒットさせた。
増田にとっては解散前最後のシングル「OH!」(81年)が最後の阿久さん作品だった。世間に刺激を与える意義を歌っており
「先生が“今はこの歌詞の意味が分からないかもしれないが、時を経てきっと心に突き刺さる”と話していたのを思い出す」と述懐。
「この年齢になって、先生の詩の世界の素晴らしさがより分かってきた」と話した。


増田惠子の13年ぶりとなるシングル「富士山だ」のジャケット写真
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https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180220-00000003-spnannex-ent