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【訴訟】発信:2012/05/11(金)

  携帯ゲーム機「プレイステーション・ポータブル(PSP)」と付属品の改造品などを、
インターネットのオークションで販売したとして、栃木県警生活環境課と足利署は5月10日、
足利市の無職の男(29歳)を商標法違反容疑で逮捕した。男は、すでに不正競争防止法
違反で逮捕・起訴されており、再逮捕となる。

  男は、PSPの改造品などをインターネットオークションに出品し、
今年1月13日から3月1日の間に東京都内の男性ら3人に計4万7800円で販売し、
ソニー・コンピュータエンタテインメントの商標権を侵害するなどした疑いが持たれている。

  男は、4月18日には、不正取得したゲームソフトを起動できないようにするPSPの
プロテクト機能を無効化するプログラムを記録した媒体を販売したとして、
技術的制限解除装置等の販売による不正競争防止法違反の容疑で逮捕されていた。

不正競争防止法は、携帯ゲーム機「ニンテンドーDS」で海賊版ゲームソフトなどが
使えるようにする、いわゆる「マジコン」と呼ばれる装置の横行を防止すのため、
昨年12月に改正されたが、4月の逮捕は、改正後、全国初の適用だった。