プロ棋士の存在価値として、
かつては「囲碁というゲームにおける現段階での最高レベルの攻防を棋譜として残す」というのがあった。
でも今はAIの登場でこの役割は終わったからね。

「車の方が速いからといってマラソンの魅力はなくならない。だから人同士の対局の魅力もなくならない」という奴がいるがそれは屁理屈。
車のレースと人間のレースは別競技だからね。
それを例えるなら世界最高峰のF1レースと素人ドライバーの趣味のレースとどっちが魅力的か?
あるいは五輪のマラソンと、中年市民ランナーのマラソン大会とどっちが魅力的か?
って話だろ。

現段階での最高レベルのAI同士の棋譜と、名人戦の棋譜と、
どっちか一つしか観れないとして囲碁ファンはどっちの棋譜を欲しがるかっていったらほとんど前者だろ。

プロ棋士の存在価値は激減してるよ。特に万年予選落ちのプロはいらない。