ちなみに韓国ルールでは、昨年の農心杯でまさに出現したように、眼あり眼なし三劫どころか、
次図のような形ですら生きになる。
○○●●●○┬┬┐
├○●┼●○┼┼┤
○○●●○○┼┼┤
●○○●○┼┼┼┤
├●○●○┼┼┼┤
●●○●○○┼○┤
├●○●●○○┼○
●●○○●●○○●
●○┴○●┴●●┘

ちなみに比較としてもう一つの図も載せておこう。
○○●●●○┬┬┐
├○●┼●○┼┼┤
○○●●○○┼┼┤
●○○●○┼┼┼┤
├●○●○┼┼┼┤
●●○●○○┼○┤
├●○●●○○┼┤
●●○○●●○○┤
●○┴○●┴●○┘
こちらはいくらなんでも死のはずだ。
前図との違いは中央黒石に尻尾がついているかどうか。そこが黒の生死の明暗を分ける。
これ如何に?
※繰り返すが、韓国ルールはあくまでも部分死活だ。前図は「部分的に取れない」から生きになるだけである。
ただし、『部分(関連する範囲)』というものの厳密な定義は明らかではない。


最後に、超コウによって引き起こる現象も再確認しておこう。
三劫や長生がほぼ無勝負になっている実態を説明できなかったり、
そもそも人間のプレイするゲームとしては不向きだというのに加えて、
さらに以下のような図であまりに常識外れの変化も生じる。

┌○●●●●○○○
●○○●┼●○┼┤
├●○●┼●●○○
●●○●┼●○┼┤ コミ6.5
├○○●┼●○○○ 超コウではどうなる?
○○●●┼●●●○
●●●●●○○○○
○○●○○●●●●
└○○○┴●○○┘