◆ 意識と知識
囲碁は意識で、次の手を打つゲームであって、
 知識で打つゲームではない。
勉強は、意識の間違いに気づくために、
 悪手を咎める問題を勉強するが、
相手がミスしない限り、悪手を咎めることなど永遠にできない。
このため、高段になると当然ながら、手筋や詰碁など一切現れない。
「碁るの意識」とは何かが気づけないと、強くなることはない。

本を1万冊読んでも、つよくなれない理由は、
そこに書かれている情報は、悪手を咎めるテクニックであって、
 そのような手は、読み筋にも構想にも存在しない。