来年の賞金ランキングでの昇段者を今年も予想してみます。

○七段昇段・・・小池芳弘
棋聖戦Bリーグ、名人戦・本因坊戦最終予選進出で文句なし。
H28の入段以来、毎年賞金ランキングで昇段し七段まで上り詰める。
現行の制度になって、6年連続で賞金ランキングで昇段した棋士はまだいない。

○六段昇段・・・広瀬優一、大竹優
3年連続で一緒に賞金ランキングで昇段している二人が今年もそろって昇段になりそう。
再来年は枠が一つ減ってどうなるか。

○五段昇段・・・常石隆志、張瑞傑
今年、勝率トップの常石が、七大棋戦でも23勝をあげており、初の賞金ランキングでの昇段か。
あと1枠は、七大棋戦で15勝を挙げている上野愛と棋聖戦Cリーグの張瑞傑、名人戦最終予選進出の大西研で争う。
Cリーグで5局目まで行ったのを重視して、張瑞傑と予想。

○四段昇段・・・牛栄子、大表拓都
七大棋戦で18勝をあげている牛が初の賞金ランキングでの昇段か。
碁聖戦本戦出場も決めて来年が楽しみ。
もう1枠は大表、村本、長徳の三人での争い。
僅差だが、4棋戦で予選Aに進出した大表がわずかに上回ったと予想。

○三段昇段・・・福岡航太朗、西岡正織
各ランキングで上位の福岡は当確。
次点を、西岡、坂井、寺田、加藤で争う。
王座戦最終予選進出の分、西岡がわずかにリードか。

○二段昇段・・・辻華、曽富康
15勝の辻、13勝の曽、12勝の中野奨が上位争い。
素直に勝利数上位から2人を選んだ。