◆ 白の大石は、見合いで生きていた。

状況1
白の生きは、下辺の黒に対して、
 @ 「8の16」から「9の15」に割り込みを打つと生きる手がある。
 A 左辺にはねると「コウ」または「生き」の手がある
結果として、左辺で手入れして取ろうしても
  この白は無条件では取れない大石であった。
  強引に取ろうとすると、実戦のように、コウで取るしかない。

実戦の流れ...
  このため、黒は
  下辺の白との絡み攻めの戦いで、
 コウ材作りと、下辺の割り込みの筋を消そうとしたが
 すべて白の守りの正確な読みで、手にならなかった。
      
               碁の方程式