トッププレイヤーを目指してオセロをやるのは止めたほうがいい
ある程度オセロを極めるとトッププレイヤーの名前を覚えたりプレイを見たりするようになる。
こういう人のスーパープレイに憧れて「よーし、俺もトッププレイヤーになるぞ!」と決心する。
そして毎日10時間以上オセロをやるような廃人生活を送るようになる。
でも夢を壊すようで申し訳ないけど、トッププレイヤーを目指してオセロをやるのは止めたほうが良い。
その理由を説明する。
なぜオセロのトッププレイヤーを目指さないほうが良いのか?
理由は単純。オセロの場合、トッププレイヤーになってもお金がもらえないから。
夢を壊すようだけど、生きていくためにはトッププレイヤーになるよりも「お金」を得ることの方が大切。
トッププレイヤーになる事自体で生きていける訳じゃないからね。
有名なスポーツのプロ選手になれば金がもらえる
有名なスポーツと言えば、野球やサッカー。
そういうメジャーなスポーツならトッププレイヤーを目指してもいいと思う。
オセロのトッププレイヤーはお金がもらえない
そもそもオセロはマイナーなゲーム。
そういうゲームにスポンサーって付くと思う?
ネットで軽く調べてみたけど、オセロトッププレイヤーが海外のオセロ大会に出て賞金を得たような話は全くない。
将来はもしかしたらオセロのプロ選手として認識されてお金がもらえるようになるかもしれない・・・
というのはあり得ない。
私も昔はトッププレイヤーを目指してオセロをプレイしていた。
だけど、今の私から見ると色々と後悔している。
「あの頃はバカだったなぁ」 「時間の無駄だった」
頭の中はずっとオセロの事でいっぱいで夜は寝れなかった。
オセロをやりすぎて腱鞘炎になったり、目が痛くなって視力も下がった。
でも毎日オセロを頑張って続けたので、明らかにオセロが強くなったことが実感できた。
この辺りが私のオセロ生活の中で一番楽しかった時期だったと思う
そんな私がトッププレイヤーを目指すのを諦めた理由
上には上がいてキリがない
いくら強くなっても、自分よりももっとオセロが強い人が腐るほど居る。
こういう人に何度も打ち負かされて、挫折するのがもう嫌になった。
そういう挫折を何度も味わった結果、私はもうこれ以上オセロが強くなることを望まなくなった。
「あー、もうオセロは楽しくやればそれでいいやー」と吹っ切れた。
単純に飽きた
人間は新しい刺激を求めたがる生き物。
ゲームで一番楽しいのはやり始めの頃だけ。
ある程度ゲームを続けていると、必ずどこかでマンネリとした単調作業が発生する。
そういう作業に飽きてくる。
オセロの場合は、ある程度強くなると置く場所が固定化されてしまう。
要は頭よりも勝手に指の方が動いてしまう状態。
ただ指を動かして石を返すだけの単調プレイになってしまう。
私はそうやってオセロする作業に飽きてきた。
種消し、ライン切り、ストナーとか、もう呼吸するようにポンポン決めれる。
だから決まっても楽しくない・・・
他に楽しい事が見つかった
私がオセロに飽きてきてオセロをやる時間が減った。
この頃は、他に何か楽しい事が無いかな〜と色々考えていた。
結果「あー、オセロトッププレイヤーになるとかもうどうでもいいやー」ってなった。
結局、オセロは楽しんだ者勝ち
私の今までのオセロ廃人生活から得た教訓が「オセロは楽しんだ者勝ち」
オセロで挫折を何度も味わった末、やっと悟った。
オセロが強くなりたい!と思って必死になっているとオセロを楽しむ事が見えなくなる。
オセロをやるのが苦痛だけど強くなるために我慢してプレイしている。
「オセロのトッププレイヤーになったから人生の勝者!」
というのは今の私から見ると大間違い。
本当にアホらしい・・・
オセロに興味のない人から見たら、オセロトッププレイヤーなんてどうでもいい。
オセロにおける真の勝者は「トッププレイヤー」ではなく「楽しんで遊ぶ人」
オセロはあくまでもゲーム。
楽しむための手段としてオセロをやっているだけ。