>>53
囲碁はちょっと石が混み合ってくると、すぐに詰碁(死活)の問題が生じるので、
「詰碁の形にもってく手前の段階」は無数にあってそのすべてに対応する勉強法はありません。
おおまかに答えるならば、ヨミを鍛え、経験を積んでその都度考えるとしか言いようがないですね。

ただし、辺や隅への打ち込みや石が混み合った場合の戦い方にはある程度のパターンがあるので、
そうした分野の本を読めば、よく出てくる場面でどのように詰碁に持ち込んで相手の石を取れるかがわかると思います。
また、基本死活事典を読めば、生きるために必要な最小限の形が分かるので、相手をどのような形にすれば詰碁に持ち込んだと言えるかの目安になると思います。

ところで、質問者の方は初級者のようですが、詰碁に持ち込む前の段階から持ち込んだ後のことまで考えて打つのは物凄く難しいことなのです。
まずは、囲碁を実際にたくさん打ってみたり、指導者に教えてもらったりしてもらうといいと思います。
間違っても、いきなり『基本死活事典』や「打ち込み」などの本は買わないことをおすすめします。囲碁を難しいものと考えて嫌になってしまうかもしれません。