>>170

この棋譜は石の方向の話をしてみます

黒9まで打ち終わって左上の白はまあ安定した形。左上の黒もまあ安定した形。
詰めると味が出てくるけどとりあえずは安定としましょう。

上辺は白と白の間が8間
左辺は黒と黒の間が6間
右辺は白と黒の間が11間
上辺は黒と黒の間が11間

ここで広い場所は右辺=下辺>上辺>左辺です
単純に広い方が価値が高い

白10 上辺に打ちました。むむ、これは価値の低いところに打ちましたね
黒11 おや?黒はもっと価値が低いところに打ってしまった
黒13 あれ?黒11が来てもっと価値が低くなった方に厚みを作るの?!

黒25 ここで、う〜んどうしたものかとなってしまうんですよね

広い方が価値が高い。 強い石の近くは価値が低い。
今回はこれを覚えておきましょう