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2017/10/05(木) 23:09:03.26ID:qZ7IJaN5クエストやカジノや馬レース、メダルや鍛冶やドゥルダといった諸々のサブゲーム。
これらに時間を費やすよりも、レベルを上げた方が数段攻略が速い。
そこに存在意義が問われている。
サブだからメインになってはいけないが、旨味(うまみ)が無いのもまた問題だ。
ヨッチ族とかクエストとか、ひたすら面倒な作業が続くのに、それに見合うリターンが無い。
いつの頃からドラクエはこんなマゾ仕様になってしまったのか。
RPGというのは、やったらやっただけ報われるものでは無かったのか?
それが最近のドラクエは、戦闘は「報われ過ぎ」て、サブゲームは「報われなさ過ぎ」る。
ここにバランス的な問題がある。
現実世界では努力をした分が必ず報われるとは限らない。
(だからこそ努力を継続できる人は尊いとも言える。)
だがこれはゲームだ。プレイヤーが何を望んでゲームをするのかをよく考えて欲しい。
8、ストーリーについて
全体としては良かったが、物語前半で「虹の枝」を追い求めることの動機付けが弱い気がした。
命の大樹に行くのに何故「虹の枝」が必要なのか、そもそも命の大樹を目指す理由も曖昧だったように思う。
世界崩壊〜の流れはとても良かった。
命の大樹から落下し薄れる意識の中で昔のことを思い出す主人公。
母親から「やられたことをそのままやり返すのは恥ずかしいことだよ。話したらあとは簡単、笑顔で接すればいい。」
みたいな話があって、これがグレイグが仲間になる際のスパイス的な意味もあってすごく良かった。
そして〇〇〇〇の死。
意表性はもちろん、亡くなる前夜の会話も含めてゲームなのに心に響いた。
カミュか誰かが、「俺たちは運よく助かったと思ってたけどそうじゃなかった。」と言ってるのも良かった。
ただ残念だったのは、直後に「神の民の里」で生き返る前フリを聞かされてしまうこと。
これで一気に興醒めした。そういうのはエンディングまで取っておいて欲しかった。
クリア後については賛否両論あると思うが、論争になってる時点で堀井は「ニヤリ」としてるのではないか。
9、キャラクターについて
主人公の髪型は残念だったが(良い悪いの前に古臭い)、
仲間キャラの魅力という点ではDQ4に並んだと思う。
旅をしていくうちに徐々に「本当の仲間」となっていく感じがとても良かった。
グレイグがロウに対しては「ロウ様」、マルティナに対しては「姫様」と言うのに、
シルビアに対しては「貴様」呼ばわりするのが面白かった。(この辺が王族と芸人の違いか。)
あとグレイグについては経歴が謎すぎる。
ホメロスと同期には見えないし、世界のあちこちに足跡が残ってるのに時系列がうまく合わない。
他に、ハンフリーやセレンらサブキャラも魅力的だった。
モンスターについて。
どれが新規なのか分からないが、「オコボルト」や「くらやみハーピー」みたいのは小じんまりしていて今一つだった。
それとラスボス。魔導師の姿はまだ良かったが、パワーアップしてからのデザインはとても残念だった。
DQは「11」に限らずラスボスがイマイチな印象なのだが、初期の頃の素晴らしさはどこへ行ったのか。