囲碁フォーカス(2020.1.16)洪清泉四段「棋士休業宣言」に掛けた強い想い
 「このままいけば確実に囲碁人口がどんどん減っていくと思います。非常に
危機感を感じています。何とか今から頑張っていかないと。誰かに頼るのでは
なくて、自分にできることをまずやっていこうと決めました。少しずつでも囲
碁人口が増えていけるよう役に立ちたいと思っています。
 このままでは、折角今囲碁をやっている子供たちが大変な思いをするのでは
ないかと。人生をかけて囲碁をやっているのに、プロになっても、スポンサー
がいなくなって、囲碁人口が減って、活躍する場がなくなる恐れがかなりあり
ます。そこをもっと明るい未来に変えたいと思っています。今私がやることは、
対局ではなく、皆様のためにやれることをやらなければならないとの考えに至
って、休業することを決心しました。」